これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆TOTALREPAIR SKINZ/山崎裕司さん・洋平さん親子
長年営業一筋で会社勤めをしていた裕司さんがトータルリペアに加盟したのは定年の一年前。
その時、洋平さんはBMX競技の日本代表として海外レースを回った後に日本で板金の経験を積んでおり、ちょうど自分の経験を活かして自身の工場を持つ準備をしていました。
「元々息子を誘ってやるつもりだった」という裕司さん。営業から職人へ人生の舵を大きく切った理由、そして開業までの道のりや家族と共に加盟した心境について、お伺いしました。
※2023年6月取材
当時の年齢 |
50代 |
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当時の自己資金 |
301〜500万円 |
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事業スタイル |
無店舗での開業 |
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キーワード |
脱サラして始める 50代・60代での決断 |
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初めてトータルリペアを見たのはテレビの宣伝。ずっと営業畑で働いてきたので、こんな仕事があるとは知りませんでした。営業の仕事に不満はありませんでしたが、テレビを見ていて、これから先の人生、手に職をつけて「職人」として働いてみるのもいいかな、という気持ちになったんです。
そこで家族を説得するために資料を作ってプレゼンを行いました。20数枚以上の資料を通して、自分がどんな風に働いていきたいのか、今後の生活はどうなるのか、ということを自分なりに予測し、伝えました。
給料をもらう立場ではなくなるので、家族の賛成、納得感は絶対に必要だと考えたからです。
結果、無事賛成してもらえました。
板金の経験を積んでいた息子に声をかけたのは、ホイールリペアならその経験を活かせると思ったからです。 ちょうど工場を持って自分でやっていこうとしていた時期だったので、だったら一緒にやってみないかと。私から半年ほど遅れて講習を受けましたが、板金とは達う所も多く、最初は少し苦労したようですね。
私は全くの未経験で講習を受けたのですが、すべてが新鮮で、こんな技術があるのかと驚きの連続でした。丁寧に教えてもらいましたが、自分でもかなり自主練を積みましたね。営業は経験があるのであまり苦労しませんでしたが、教えてもらってすぐお金になるわけではないですから、とにかく技術習得には力を入れました。
技術力の向上とともに案件が定期的に入ってくるようになり、過去最高の月商は190万円ほどに。息子が担当するホイールは、多い時は月50本ほどやることもあります。
売上がある程度見込める今でも営業活動は欠かさず、常にこのリペアの仕事を知ってもらおうとエリア内を回っています。車でしょっちゅう走っていると、新しいお店ができたのもすぐ分かりますからね、そこは必ず訪問するようにしています。
今は息子がホイールリペアメイン、私が自動車内装リペア+営業、という役割分担でやっています。
お互いの仕事の成果を見せ合ったりしながら、妥協なく、高い品質を保つことを心掛けているので、お客様からの反応も上々です。
独立すると、自分次第でやりたいことが何でもできますが、逆に言うとやらなかったら売上は上がらないし、残念ながらそれで辞めていってしまう人もいます。独立して、この仕事で生きていくんだという強い気持ちが必要だと思いますね。
それと、常に技術力を向上する努力をし続けることも大切。これは息子も同じ意見で、せっかく受注しても技術力が追い付いていなければリピートしてもらえないですから、二人ともそこはしっかり肝に銘じています。将来的には営業も含めた仕事全般を息子に継いでいってもらえたら、と思っていますが、今はまだ二人で、お互いに切磋琢磨しながらお客様の期待に応えていくつもりです。
トータルリペア/株式会社アミークス
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