ファミリーマート

ケンキュウスタッフのイチオシポイント

ビジネスの特徴
サークルKサンクスとブランド統合し、国内店舗数業界2位へ!「個食」をターゲットにしたPB商品も人気
2016年9月、ファミリーマートはサークルKサンクスを展開するユニーグループ・ホールディングスと経営統合し、新しいスタートを切りました。国内外の店舗数は2万4,000店舗を超え、業界2位の規模となりました。現在、ファミリーマートへのブランド統一を進めています。すでにファミリーマートに転換した店舗は1日当たりの平均売上高が伸びているそうです。
ファミリーマートの売上を支えている要因の1つが、少子高齢化で強まる「中食傾向」を見据えた商品展開です。「個食」に的を絞ったプライベートブランド商品などが人気を博しています。また、「コンビニエンスの利便性」と「他業態の専門性」を掛け合わせたライフソリューションストアの開発にも注力しています。「ミニスーパー」や「本屋」とのコラボ店舗を展開し、他社との差別化、競争力の強化に努めています。
フランチャイズ契約の特色
加盟店支援を強化した新パッケージを導入!独立開業を応援するさまざまなバックアップ制度を用意
ファミリーマートでは、2016年9月の経営統合を機にフランチャイズ契約パッケージが新しくなりました。加盟店支援を強化する制度として、年間120万円の店舗運営支援金や、年間水道光熱費に対する助成金(360万円以下の部分の90%)、廃棄ロスに対する助成金などがスタート。ファミリーマートには4つの契約タイプがありますが、この支援制度はすべての契約タイプに適用されます。
また、ファミリーマートには独立を目指して嘱託社員として経験を積める制度が複数あります。「インターン社員独立制度」は直営店で6~12カ月間勤務し、店舗経験を積める制度。「嘱託店長加盟支援制度」は1~3年間直営店長として働き、独立に向けた準備を進めることができます。いずれの制度も給与を受け取りながら単身での独立開業を目指せ、開業時の加盟金および開店準備手数料150万円(税別)が免除されます。