これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■ふわこっぺ寝屋川店/西田さん(2022年3月開業)
独立を決心したのは、コロナ禍で当たり前だった自由が奪われたことでした。自由にできる幸せを改めて感じ、「やりたいことをやろう」という思いに突き動かされたそう。前職はスーパーのパート勤務で、普通の主婦だった自分にできるのか不安もあったそうですが、開業から1年経たずして早くもお店は大忙し。「今があるのは本部サポートのおかげ」と振り返ります。
本部が用意している定番に加えオリジナルメニューを考案するなど、「あれもこれも、やりたいことがいっぱい!」と、笑顔で話す西田さん。子どもの頃からの夢を叶え、自分らしく輝く人生を歩み始めました。
当時の自己資金 |
301〜500万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
夢を実現 女性の視点を活かす |
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独立するにあたって、ドーナツやクレープ、バナナジュースなど、複数のFCを検討しました。長く親しまれるお店をしたかったので、「毎日食べても飽きない商品は何だろう?」って考えた時に、素朴で長年愛されている“こっぺぱん”がいいと思い選びました。
それから、こっぺぱんに特化しているので、いろいろな技術を習得しなくていいのもポイントに。素人でもおいしく焼けるようにマニュアル化されているから、私もすぐにマスターできました。また、自由度の高さも大きな決め手。自分で考えたオリジナルメニューを出したり、ふわこっぺ以外の商品も一緒に販売できるということで、理想のお店ができると胸が高鳴ったのを今でも覚えています。
開業の際には自己資金と融資を利用するつもりだったのですが、見込んでいた融資が受けられなくなってしまったんです。申請手続きの煩雑さに疲れてしまったのもあって、その時はもう諦めようと思ったほどでした。そのことを本部へ相談したら、「こんな方法もありますよ」「こっちのやり方はどうですか」など、いろいろ提案してくださったんです。物件探しもサポートしていただいて、なんとかオープンすることができました。
初日からたくさんのお客さまに来ていただいて、最初は1人で切り盛りする予定だったんですが、それでは間に合わないので今は夫と2人体制に。こんなに繁盛すると思っていなかったのでビックリ。うれしい誤算です(笑)
お店は最寄駅から徒歩10分ほどで、約8坪の小さなお店です。お客さまは地域の子どもからお年寄りまで、幅広い方に来ていただいています。毎週末来てくださる方や、「SNS見てます」ってお声をかけてくださる方も。そんな、お客さまとの何気ないやり取りがとても楽しいですね。
当店では定番のおかず系8種とおやつ系8種、揚げこっぺ2種に加えて、気まぐれこっぺを提供しています。気まぐれこっぺはうちのオリジナルメニューで、仕入れの状況や私の気まぐれで具材をはさんでいるんですが、自分が考えたメニューを食べて喜んでいただけるのが一番のやりがい。「楽しみにしてます」なんて言ってもらえると励みになります。
お店を始めたことで、やりたいことがどんどん増えています。まずは、ふわこっぺをたくさんの人に食べてもらえるように、催事スペースやイベントへの出店、レンタルスペースなどを利用した限定カフェに挑戦したい。やりたかったことや、やってみたいことをどんどん実現していきたいです。
また、現在、本部の方にお声をかけていただいて、一緒に新メニューの開発も行っています。私が考えたメニューがふわこっぺの代表メニューになるのかと思うと、責任重大ではありますがとても楽しみです。パートで勤めていた時よりも拘束時間が長くて大変ですけど、毎日の充足感が全然違っていて、思い切って挑戦して本当に良かったと思っています。