これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆まごころ弁当 岩槻店/山下さん(46歳)
大手運送会社で約15年勤務した後、下水道工事会社へ転職し、出張が年間の半分を占める仕事をしていた山下さん。当時幼稚園児だった息子さんから「もっと一緒に居たい」と言われ、かねてから考えていた独立を真剣に考えるようになったそうです。
そして様々なFCビジネス7社の説明会に参加し、検討を重ねた上で選んだのが「まごころ弁当」。その決め手は何だったのでしょうか。
当時の年齢 |
40代前半 |
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当時の自己資金 |
101〜300万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
家族の応援 脱サラして始める |
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今後ますます少子高齢化が進む社会において、高齢者向け配食サービスには大きなビジネスチャンスがあると考えました。同業他社の説明会にも参加しましたが、試食して私が一番美味しいと感じたのが「まごころ弁当」。これなら自信を持ってお客様にお勧めできると思いましたね。
また、低資金で開業できる点も私には魅力でした。実を言うと説明会に参加してからFC契約するまで、2年間熟考を重ねたんですよ。
大変だったのは、開業3日前まで会社員として働きながら物件探しや厨房機器の準備をしたこと。コストを抑えるためにネットオークションで中古の厨房機器を探し、店舗の内装工事もほぼ自分でDIYしましたが、小学生になった息子が手伝ってくれたので楽しい思い出になりましたね。
営業面では、ケアマネジャーさんにとにかく試食していただき「美味しい」と言ってくださった方にターゲットを絞り、アプローチを重ねました。
お弁当をお届けするたびに「ありがとう」とお声をかけていただけるので、本当に必要とされているんだと実感できます。ご利用者様が日々増えていき、社会のお役に立てていると肌で感じられるのは大きなやりがいです。
私1人で始めた事業ですが、現在は1日150~200食を宅配。8名のスタッフが働いてくれています。みんながここで働くことを喜びに感じられるよう、さらに働きやすい環境を作っていきたいと考えています。
開業して3年経ち、事業は安定してきました。2021年2月にはエリアを拡大。地域密着のインフラとしてさらにご利用者様を増やしていきたいですね。
いずれは拠点を増やすことも考えていますが、そのためには店長を育てる必要があります。焦らずじっくり力をつけていこうと思っています。息子が後を継ぐと言っていますが押し付けるつもりはありません。ただ、この仕事に魅力を感じてくれて一緒に仕事ができたらうれしいですね。