これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
おそうじ本舗 小牧中央店 長谷川 将之さん(開業5年目・34歳)
大学を卒業後、接客が好きで百貨店に就職。仕事は楽しかったものの、業界全体が縮小傾向にあったことなどから、何か手に職をつけた独立を考えるように。顧客からの信頼性のために実店舗を持つことにこだわり、自分の接客経験を活かしやすい郊外のエリアを選択。開業1年目から順調に売上を伸ばし、さらなる事業の拡大を目指している。
当時の年齢 |
20代後半 |
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当時の自己資金 |
301〜500万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
自分の店を持つ 自分のペースで働く |
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何か手に職はつけたいと考えていたものの、具体的なアイデアはありませんでした。そこで独立を支援する企業が集まる企業展に足を運び、出会ったのが“おそうじ本舗”です。これからますます超高齢化社会が進む中、例えば家のちょっとしたエアコンの掃除などにも、ニーズが高まるだろうと考えました。また、会社として接客にも力を入れている点や、本部からの制約が少ないところも気に入りました。
加盟後まずは、研修でエアコンや洗濯機の分解の手順などを学ぶのですが、正直、最初は苦手でした。お客様のところでどうしようもなくなったことも、一度や二度ではありません。開業当初は毎日のように本部に電話をして、アドバイスをもらっていましたね。でも苦手だったからこそ、今でも一つひとつの作業を丁寧に行うことがモットー。お客様から頼まれた仕事をしっかりと仕上げることが、一番の宣伝にもなると考えています。
独立して、家族と過ごす時間も大きく変わりました。前職では終電近くまで仕事をしていることも多かったのですが、今では毎日、家族と一緒に夕食を食べています。休日についても、「この日(この時間)は仕事を入れない」と自分で決めることができるので、子どもの学校行事に参加したり、夏休みの平日に一緒にプールに行ったりすることもできるようになるなど、家族と過ごす時間が増えました。
開業直後は、ほとんど仕事がなかったのですが、半年もするうちに少しずつ依頼が増え、今ではリピートのお客様からも声が掛かるようになりました。すでに収入も前職を大きく超えましたが、一人でできる仕事の量には限界があります。最近ではせっかく声を掛けていただくお客様から依頼を、お断りせざるを得ないことも。次のステップとしては従業員を雇用して、ビジネスチャンスを逃さないようにしていきたいですね。