これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■革研究所 東大阪店/生野 佳孝オーナー
前職は鉄鋼関係の営業職として14年間働いていた生野さん。お仕事にやりがいを感じながらも、自分の時間や家族との時間もほとんど取れないまま、ただ忙しい日々が続いていくことに、疑問を感じたそう。
将来の自分のポジションを模索する中、たどり着いたのは「フランチャイズでの独立」という選択肢。営業という長年のキャリアを手放した経緯や、革研究所での開業について、話を伺いました。
当時の年齢 |
40代前半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
研修で不安解消 お客様から頼られる喜び |
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前職は営業として新規開拓や顧客管理で毎日走り回っていましたが、自分の時間も無く、このままこの会社にずっと勤め続けても将来の自分のポジションは満足できるのか…と悩んでいました。そこで考えたのが独立する事でした。
営業としてのスキルはある程度自信があったものの、営業で独立するのは難しい…独立開業するにはどうしたらよいのか考えた結果、フランチャイズで開業するのが良いのではないかと。
ただフランチャイズといってもいろいろあり、私自身モノづくりや修理が好きで、手先が器用な自信もあったので、革研究所を見つけた時は「ぴったりだ!」と思いました。
革研究所で独立を決めてから、すぐに研修をしていただけました。
まず研修を受けての感想は、傷んだり劣化した革製品がこんなにキレイになるんだ!という驚き。ここまでキレイになる=技術も難しい…と不安でしたが、自分が考えていたよりも簡単にできたんです。革研究所の塗料、ノウハウがあればお客様にも喜んでいただけると確信しました。
オープンまではあっという間に過ぎ、注文が来るのか…うまくお客様に説明できるのか…施工もうまくできるのか…など不安になったのですが、家族のため、自分のためにやるしかないと自分に言い聞かせて頑張りました。頑張った分は全部自分に返ってくるので、会社員の時より頑張れましたね(笑)
会社員の時とは違い、良いことも悪いこともすべて自分に返ってくる事です。SNSやメールでとても嬉しい感想が送られてきたり、店舗に直接引き取りに来られた方が「こんなにキレイになるの⁈」と修理した商品を見て驚かれたり。その瞬間が一番うれしいですね。
この嬉しさが増えると同時に、収入も自分に全部返ってくるのが開業したやりがい、良かったことです。
また、だんだん施工のスピードも上がってくるので自分の時間もできますし、家族との時間も増えました。開業して本当に良かったと思っています。
開店する前に専門の方に丁寧にアドバイスをもらい、ホームページを立ち上げ、事前にしっかりと準備した上でスタート。しかし無事に開店出来てからも、やはり「明日は注文が来るだろうか」という不安は続きます。
本部の方に教わったのは、ウェブからの集客なのでホームページの更新がポイントになる、ということ。検索順位を上げることで毎日問い合わせや受注が入るようになるので、コツコツとブログを更新するのが意外と大変ではありますが、営業で培ったマメさを生かし、頑張っています。
今後はリピートや紹介からの集客なども見越しながら、まずは目の前のことを一つ一つ丁寧にこなしていこう、と思います。