これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
ラポールアンカー婚活サロン
代表/阿部 伸太郎さん(35)
独立前は、会計事務所などにシステムを販売するIT企業に勤務していた阿部さん。顧客の税理士と接するうちに「いつか自分も経営者になりたい」という思いを持つようになっていきました。自分に合うビジネスを探し、赴任先だった北海道で結婚相談所を開業。当初は副業としてのスタートだったそうです。
しかし開業後には想定外の事態も。「必死になってがむしゃらに集客策を考え、実行してきた」と振り返ります。現在では月間20件ペースでの新規入会が続き、会員数は常時250名規模に。ピンチを乗り越えて大きな成功を手にした阿部さんの開業ストーリーを聞きました。
当時の年齢 |
30代前半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
無店舗での開業 |
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キーワード |
低資金で開業 お客様から頼られる喜び |
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このビジネスに興味を持ったきっかけは、友人の「阿部は恋愛相談を受けるのが得意だよね」という言葉でした。確かに私は昔から、人の幸せのためにアドバイスをするのが好きだったんです。そこで結婚相談所の開業を考え始め、オーナー募集をしている各社を比較検討しました。
その中で日本仲人連盟を選んだのは、何よりも社長や社員さんの人柄が本当に素敵だと感じたから。どんなことでも気さくに教えてくれて、会社としてもアグレッシブな挑戦を続けている姿が印象的でした。「知名度が高い」とか「上場企業で安心できる」といった基準ではなく、開業後に本気で一緒に歩んでいきたいと思えるか。その軸で判断し、加盟を決めました。
以前の勤め先は副業禁止だったため、私は会社に内緒で開業しました。ところがビジネスが伸び始めた頃に会社に知られてしまい、私は本業の会社を退職することになってしまったんです。妻に「1年間だけチャンスをほしい」と頭を下げ、それまで以上にがむしゃらに集客に取り組みました。
打ち明けにくい婚活の悩みを相談してもらうためには、私自身の人柄を信頼してもらわなければなりません。そこで力を入れたのがHPでの集客。絵が得意な妻にマスコットキャラクターを描いてもらい、私は毎日ブログを書き続けました。コツコツと努力した結果、2年目の段階で会社員時代の本業収入を上回り、私は現場を離れて経営に専念できるようになりました。
私たちを頼ってくださる会員様にも、いろいろな方がいます。誰もがすんなりと婚活を進められるわけではありません。会員様それぞれに希望条件をお持ちですが、どうしても高望みになってしまうこともあるので、言葉を慎重に選びながらも「言うべきことははっきりと言う」姿勢で関わらなければいけません。
そこで私は、入会時の規約に「当社は言うべきことを言います」と明記しました。中途半端な関わり方では会員様の幸せにつながらないからです。私たちは単なる恋愛相談の相手ではなく、会員様同士の現実をすり合わせていくミッションがあるんです。会員様に本当に合う方が見つかり、成婚に至った際のやりがいは言葉にならないほどですよ。
開業当初は会員数50人を目指していましたが、その目標を早期にクリアして、さらに上の目標を追いかけ続けてきました。現在も会員数は毎月純増し続けていますが、今後もさらに集客に力を入れていきたいですね。現在では全国に外注パートナーのアドバイザーさんがいるので、その一人ひとりのやりがいを見出していくことも大切だと思っています。
個人的には、妻が描いてくれたマスコットキャラクターを婚活市場で広げていきたいという思いもあります。単に儲けるだけではなく、この市場で新しいブランドを浸透させていくことが目標になったんです。私たちが成長し続けることで、業界に新たに参入する方へも夢を与えていけたらうれしいです。