これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■株式会社A-Style 代表取締役/川上 健一郎(44歳・右)
フランチャイズビジネスのコンサルティングを行う株式会社ディライト・ジャパンを経営し、現在も数多くのFC本部をサポートしている川上さん。襖・障子・網戸の張替専門店『金沢屋』も、顧問を務めるFCのひとつです。加盟店の売上からビジネスモデルまで、すべてを熟知していた彼が新たに別会社を立ち上げ、このビジネスを始めた理由についてお伺いしました。
当時の年齢 |
30代後半 |
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当時の自己資金 |
101〜300万円 |
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事業スタイル |
会社経営 |
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キーワード |
技術で人の役に立つ スタッフの成長 |
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私はフランチャイズビジネスだけではなく障がい者施設のコンサルティングも手がけており、その一環として障がい者の就労支援を行っています。FC本部のコンサルティングをしていて感じた『金沢屋』の課題は、需要があるにも関わらず、それを“やる人”が少ないというところ。また、作業自体も決して複雑なものではありません。そこに障がい者の雇用を創出する可能性があると感じ、このビジネスを自ら始めることを決断しました。
最初はやはり、障がい者の方々へ張替の技術を教えることに苦労しました。事業をスタートしたばかりの頃は、なかなか作業がはかどらず、どうしても夜遅くまでかかってしまう日々が続きましたね。そこで、私は独自の研修プログラムをつくり、障がい者の方々がしっかりと技術を身につけられる教育体制を構築。時間はかかりましたが、現在では障がいを持ったスタッフだけで、すべての作業を完結させることができるようになっています。
他のFC加盟店とは少し違うかもしれませんが、私にとっては障がいを持った方々の雇用を創出することで、地域社会に貢献することができるというところが、このビジネスのやりがいです。売上実績は1年目が3,000万円、2年目は6,000万円、3年目で9,000万円、そして4年目には目標としていた1億円を突破しました。事業規模が大きくなるほど、雇用できる人数も増えてくるので、今後は年商2億円を目指したいですね。
私は株式会社ディライト・ジャパンと株式会社A-Style、そして株式会社福笑いという3つの会社を経営しています。この株式会社福笑いが障がい者の就労支援事業所になるのですが、まだ現在はこの施設を通じて雇用しているところ。そのため、今後は手に職をつけた方々を、継続的に株式会社A-Styleの社員として迎え入れることが目標です。そうすることにより、本当の意味での自立・社会参加を実現させてあげたいですね。
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