これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆川崎大師店オーナー/菅原 涼司さん
前職はコンビニオーナーだった菅原さん。経営環境の変化を機に、次の道として選んだのが魚丼オーナーでした。まだのれん分け制度ができる前に「どうしても魚丼で店を出したい」と本部を訪れ、押しかけ弟子として研修に入ったという驚きのエピソードも。菅原さんがそこまで熱くなれたのは、魚丼の味と戦略に惹かれたからだとか。小売業オーナー経験者を魅了した魚丼の魅力とは?
当時の年齢 |
30代後半 |
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当時の自己資金 |
501〜1000万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
本部の手厚いサポート 感動を広める |
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以前にコンビニを経営していたのは現店舗の近く。いちばん売れていたのがお弁当類で、「中食需要が高い地域だな」ということは分かっていたんです。そこで、自分が大好きだった海鮮丼を扱う店を持ちたいと考えました。いくつかのチェーンを見て思ったのは、圧倒的な魚丼の「味」。シャリが本当においしくて、ネタにも一手間を加えて調理している。感動して押しかけ弟子になったのですが、そこで鈴木社長のこだわりを知りました。
いきなり現れた私を、鈴木社長は付きっきりで指導してくれました。実は包丁も持ったことがないレベルでしたが、直営店のパートさんたちも励ましてくれて、研修を終える頃には1人で立派な丼を作れるまでに。さらに販促のコツもみっちり教わりました。おかげさまで川崎大師店はオープンから3カ月、平日でも行列ができ、社長にも応援に来てもらえるほどの大盛況。ポスティングもせずに行列ができる秘密が、魚丼にはあるんです。
以前は工場で作られた商品を並べて売るのが仕事でした。それが今では、自分で作った丼でお客さまに喜んでもらえます。反応がダイレクトに分かるのもやりがい。本部からは頻繁に新商品のPOPが送られてくるので、常連のお客さまにも常に新鮮な驚きを与えられます。地域でのつながりも増え、最近では近くの高校から50個の大量注文をいただきました。おいしくて、便利で、役に立つ。そんな存在でいられるのがうれしいですね。
始めたからには、複数店舗の経営に挑戦したい。これはコンビニ時代に実現できなかった夢でもあります。そのためには右腕となる人材が必要なので、最近では製造の仕事をスタッフに任せて、私は接客に専念しているんです。気づけばパートのみなさんのほうが、私より上手に盛りつけできるようになりました(笑)ゆくゆくは法人化することも視野に入れて、魚丼のおいしさと便利さを違う街のお客さまにも届けたいと考えています。
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