これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
八山寛繁さん/鶏笑 東生駒店
焼き鳥や定食、弁当屋など、長く外食産業にいた八山さん。いつかは自分の店を持ちたいと考えていたが、深夜遅くまで働き詰めになる外食産業では家族との時間がとれない、と結婚を機に異業種へ転職する。しかし、どうしても独立の夢を諦めきれず、40歳を目前に最後のチャレンジを決意。
2021年1月に奥様と2人で開業し、初月から200万円を超える売上を達成。開業から現在まで、大きな苦労はなかったと振り返る八山さん。安定している鶏笑を基盤に、次なる挑戦を視野にイキイキと仕事に打ち込んでいる。(2023年4月取材)
当時の年齢 |
30代後半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
夫婦で独立 自分のペースで働く |
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料理が大好きで、自分の店を持つのが長年の夢でした。しかし、外食産業は深夜まで働き詰めが当たり前。一度は家族との時間を優先するため、異業種へ転職したんです。でも、どうしても独立の夢を諦められませんでした。
飲食から離れていたこともあり、独立するなら知名度があり集客しやすいフランチャイズがいいと考え、お弁当の宅配や唐揚げもいろいろなブランドを見て比較しました。そんな中で、鶏笑の唐揚げを食べた時に「うまい!」と、味に惹かれたのが1番の決め手です。
加えて、開業費をうんと抑えられるのも魅力。さらに、鶏笑は定休日や営業時間はオーナーが決められます。自由度の高さも私にとっては大きなポイントでした。
苦労という苦労は特になかったですね。強いて言うならオープン当初の慣れない時期でしょうか。本部が用意してくれたチラシ配布の効果もあり、初日から多くのお客様でお店は大混雑。私を含めアルバイトスタッフも業務に慣れていなかったので、厨房はてんてこまいでした。
初月は売上160万円いけば良い方かなと思っていましたが、想定を大きく越えて200万円以上。オープンから半年間は月200万円以上の売上で、仕込み作業などで夜遅くまで仕事をする日が続きました。
あの忙しさは想定外でしたが、落ち着いてから利益を数字で見ると疲れも吹き飛びました(笑)。頑張りがちゃんと還ってくるのは、独立したからこその喜びですね。
何と言ってもお客様の声です。私が料理の道を目指そうと思ったきっかけが、子どもの頃に両親から言われた「おいしい」のひと言でした。目の前の人のために作った料理を「おいしかった」と言ってもらうのが、何よりうれしいんです。先日も、あるお客様が「孫が誕生日に、ここの唐揚げが食べたいっていうから買いに来たよ」と来店してくださいました。そういったお声を直接聞けるのは、励みにもなりますし大きなやりがいです。
鶏笑の唐揚げは本当に味が良いんですが、その味を誰でもカンタンに作れるというのが魅力です。研修に来られる方は飲食業の経験どころか料理未経験者も少なくないですが、みなさんすぐにマスターされています。
まずは、地域に愛されるお店になれるよう、コツコツ取り組んでいきたいと思っています。そしてゆくゆくは、この店を基盤に新しい店に挑戦するのが目標です。先の展開を考えられるのも、鶏笑で安定した経営ができ、自分の成功体験になっているからこそ。まだ構想中ですが、次は個人で飲食店ができれば最高ですね。
また、仕事を頑張るためにもプライベートの充実は欠かせません。鶏笑はオペレーションがカンタンなので、いずれはスタッフに任せる日をつくり、家族との時間を増やしたいと考えています。今も休日は家族と出かけて、たくさんの思い出を作っています。子どもの成長をそばで見守りながら、自分の仕事にも打ち込んでいきたいです。
鶏笑/株式会社NIS | 開業後、行列のできる店舗が続出!
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