これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆大黒屋 いわき鹿島店 ほか2店舗
オーナー/守谷 保利さん
前職では新宿・歌舞伎町の質屋に勤務。「この分野でやっていくなら独立しよう」と決意して大黒屋に加盟しました。20代で都内に2店舗を構え、2019年には3店舗目として、「縁もゆかりもなかった」という福島県いわき市の店舗を前オーナーから引き継ぎました。業界をよく知る守谷さんはなぜ大黒屋を選んだのでしょうか。そして、いわき鹿島店を引き受けた理由とは…
当時の年齢 |
20代後半 |
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当時の自己資金 |
1001万円以上 |
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事業スタイル |
会社経営 |
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キーワード |
お客様と近い距離で働く 複数店舗を持つ |
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大黒屋を選んだ理由の一つは「看板力」。いろいろ競合はありますが、大黒屋は歴史があり、都心部にもどんどん出店していて知名度があります。ロイヤリティを払って看板力を買うのだから、その看板に力があるほうがいいと思いました。
また、本部が自ら直営店を展開してノウハウを持っていることも魅力。私は品物の査定は経験していましたが、立地選びや集客方法などのノウハウはなかったので、大黒屋で学びたいと思ったんです。
1店舗目は本部から紹介してもらった東京・昭島市の物件でした。都心と違って競合が少なく、主要顧客層である年配の方も多い地域で、事前の予想通り順調に集客できました。
2店舗目は1店舗目の近隣でもお客様が重ならないような場所を選んで出店しました。そちらも現在はイメージ通り運営できていますね。集客予想や立地の選定には研修で学んだことが生かせましたし、やはり大手フランチャイズを選んでよかったと思いました。
大黒屋でもまだ珍しいロードサイド店を経営してみたかったので、いわきで新たな挑戦をしています。車で一度にたくさんの品物を持ってきてくださる方が多く、古いお宅から思いもよらないお宝が出てくることもあり、経営は順調です。
今は品物の相場は調べれば分かる時代だし、SNSを利用した本部の査定もあるので買取自体は難しくありません。接客に力を入れて常連さんを増やせば、地方でも十分に勝算があると実感しています。
現在は東京と福島を行き来していますが、各店舗を任せられる人材が育って少しずつ楽になってきました。とはいえ、闇雲に店舗を増やすことはせずに、私自身もまだまだ現場に出たいと思っています。純粋にこの仕事が好きなので、自分の目が届く範囲の店舗数でやっていきたいですね。
また、人情味あふれる商売で人助けができる質屋業にも魅力を感じているので、買取店とともに業態を究めていきたいと考えています。
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