これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆大黒屋 青梅河辺店
オーナー/本橋 博士さん
長く生命保険業界で働き、独立への夢を持っていたという本橋さん。「1人開業でも大きなリターンを得られる」と感じ、買取専門店に興味を持ちました。さらには社会人になった息子さんもこの業界に興味を持っていて、「いずれは事業継承できそう」と思ったことも決め手だったといいます。開業から8カ月、すでに2店舗目の出店を見据える本橋さんに、現在の手応えを聞きました。
当時の年齢 |
50代 |
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当時の自己資金 |
301〜500万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
研修で不安解消 50代・60代での決断 |
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買取専門店業界で大黒屋は抜群の知名度があります。個人的には最も信頼できるブランドだと思っていて、他社の説明会へは行きませんでした。大黒屋は他社に比べると初期費用が高いのですが、その理由は、お客さまに安心していただくための「店舗作りへのこだわり」にあります。私は「”安かろう”ではなく、高い費用がかかるからこそ信頼できる」と感じていました。本部が積み上げてきているサポートのノウハウも魅力的でしたね。
初期研修では、座学や店舗実習を通じて買取品の真贋の見極めを徹底的に学びます。「ここまでやるのか」と思うくらい。この学びが開業後、大いに役立つのです。たとえば高級時計では、お客さまに提示する査定金額が100万円を超えることも。型式はもちろん、傷の具合なども注意深く見て、オンラインでつながる本部の協力も得ながら慎重に査定します。その緊張感を味わってからは、最初の研修の意義をより感じるようになりました。
初めて見る品物が多くて、とにかく毎日が面白いですね。「子ども時代から集めていた切手コレクション」や「古いブランデー」、さらには「1kgの銀貨」といったものまで…。年配のお客さまが多いこともあり、レアな品物としょっちゅう出会えるのです。車で来店しやすく、重い品物でも気軽に持ち込んでもらえる立地であることも幸いしていると思います。まだ開業8カ月ですが、リピートしてくださるお客さまも増えてきました。
開業当初は「3年で2店舗目を」と考えていました。実は、その計画を前倒しできそうなのです。息子が近く会社を辞める予定で、その後は私と一緒に働きたいと言ってくれました。親子で経営することを念頭に、今は2店舗目の準備を進めているところ。ゆくゆくはスタッフを雇用してさらに多店舗展開を進め、最終的には息子に事業継承したいと思っています。物を大切にする時代を迎え、この事業にはまだまだ将来性がありますから。