これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
道脇オーナー(42歳)/2006年開業
学生時代、学校教諭を目指していたが、教育現場とのギャップに戸惑い、別視点から教育を見つめ直すため、スクールIEのアルバイト講師へ。大学卒業後も教育業界に携わった経験から教室経営の面白さに目覚め、その後2008年に独立。現在長崎県内でスクールIE3教室を展開。(2024年3月取材)
当時の年齢 |
20代前半 |
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当時の自己資金 |
301〜500万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
地元で働く 社会貢献できる |
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やる気スイッチグループは、「子どもたちの才能を見つけて輝かせ、夢の実現をサポートをする」という理念を掲げています。
いい高校やいい大学へ進学することが目的ではなく、人生という長いスパンで将来を見据えたサポートに注力。目先の成績アップだけではなく、「子どもの夢を実現するために今必要なことは何か」を保護者や生徒に投げかけながら、夢という目的を達成するための“やる気”を刺激するのが、スクールIEの強みであり魅力であると考えています。単純に成績を伸ばすことだけが目的の塾にはない価値観に共感したことがこの仕事を始めた理由。スクールIEでなら、自分がやりたかった教育を実現できると思いました。
オーナーの経営方針によるので一概には言えませんが、私は独立後は現場に立たずにオーナー業に専念してきました。そのため、教室長の給与と自分の報酬を確保しなくてはいけませんでした。経営自体は安定していましたが、余剰分の利益を積立てるのが難しかったですね。その結果、2つ目の教室開校の資金を準備するのに時間がかかってしまいました。
2つ目の教室開業の資金を工面するのには少し苦労しましたが、塾は生徒数が確保できれば毎月の月謝が入るストック型ビジネスです。先の売上げ予測を算出しやすいなど、堅実なビジネスであることが魅力。また、社会性が高く長期的な安定経営を叶えられるビジネスモデルだと思います。
最初は勉強が苦手だった生徒が、だんだんやる気が出て成績が伸びていく様子を間近でで見られるのは嬉しいですね。「無理だと諦めていた高校に合格できた、先生ありがとう!」と、感謝の言葉をもらえる瞬間は何ものにも代えられません。
長ければ小中高の12年間、塾に通う生徒がいます。人格形成の大事な時期に教育のプロとして、また人生の先輩として関われることに、誇りとやりがいを感じますね。また、卒業した生徒が結婚や出産など、人生の節目で訪ねてくれることがあるのですが、こうした家族のような温かな関係は私にとって何よりの宝です。
2030年までに5教室に拡大したいと考えています。より多くの子どもたちに、より良い教育を提供するのはもちろんですが、拡大の目的はもう一つあります。それは、働く場所の提供です。長崎県は全国一、人口流出が多い県といわれています。そこで、教室を増やすことで雇用を創出し、地域により貢献できる組織になるのが目標です。
独立からこれまで、本部に助けてもらいながら事業を発展させてきました。教室開業時の物件調査や市場調査、講師の採用をはじめ、開業後の集客や経営支援にいたるまで、さまざまなサポートがあります。そのおかげで、これまで成長を続けてこられました。今後も、本部と二人三脚で挑戦を続けていきたいですね。