これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■ライフデリ東久留米・清瀬店/多田 哲也さん
前職では約15年間、ケーブルテレビ事業の会社で営業として働いていた多田さん。同居していた祖母が体を壊したことで、食生活について深く考えるようになりました。食べるものに気を付けていれば健康状態が違ったのかもしれないと、食に関しての勉強を始めた多田さん。次第に高齢者向けの「食」の業界に興味を持つようになったと語ります。
独立を決意した際は自然と高齢者向けの配食サービスを選択。開業をしてから2年、現在は合計6名のスタッフで月間約4,300食のお弁当を届けるまでに成長しました。開業前の想いや今後の展望とは?多田さんに詳しくお話をお聞きしました。
※2024年3月取材
当時の年齢 |
40代前半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
お客様から頼られる喜び 社会貢献できる |
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高齢者向けの配食事業に興味を持ったのは、祖母の病気がきっかけです。きちんとした食生活をしていたらもっと長生きしたのではないかという想いと、同じような気持ちを抱えている同世代の人の力になりたいという気持ちからこのビジネスを選びました。
同業他社の説明会にも参加しましたが、私はライフデリ一択でしたね。説明会に参加した際の小川社長のお人柄や、お客様に提供する「食」を作っている工場を見学させて貰えたことなど、総じて信頼できる企業だと確信したからです。実際に開業してみて、ルールの範囲内であれば自由に働くことができたり、困った時は本部が助けてくれたりと、とてもいい距離感で付き合えていると感じています。
研修でノウハウを教えてもらえますが、実際に集客をするのは自分自身です。開業当初から配食数は毎月増え続けていましたが、スタッフの給料や自分の生活費をしっかり確保できるようになるまでは不安もありました。
利用者様を増やすには、ケアマネージャーさんとの関係が大切ですね。実を言うと前職が営業職だったため集客には自信があったのですが、いざ始めてみると経験の有無は関係ありませんでした。重要なのはケアマネージャーさんや利用者様との関係づくり。日頃から利用者様の安否確認報告書を渡す、お弁当をケアマネージャーさんにも試食してもらうなど、密にコミュニケーションを取るようにして信頼関係を築いています。
私が祖母のことを心配していたのと同じように、親の食事を何とかできたら、と不安を抱えている人がたくさんいると思います。この仕事をしていて、本人はもちろん、ご家族の方が「安心できる」と喜んでくれるのが嬉しいです。遠方で日常的に親の様子を見に行けないご家族には、安否確認を兼ねた配達完了記録などを送るようにしています。
また当店では節分、敬老の日、誕生日などイベント時に特別なメニューや粗品を提供しています。その反響も非常に大きいです。イベント後は特にお礼の手紙をもらうことが多く、皆さんの言葉に励まされています。誰かの生活や人生の役に立てていると実感する瞬間ですね。
他店の見学に行ったのですが、その店舗ではスタッフが20名以上、月に15,000食以上の配食という規模の大きさにびっくりしました。当店も法人化をして、ゆくゆくは追いつけるくらい規模を拡大していきたいと思っています。
そのためにはお客様を増やすことが必須。最初は東久留米エリアだけでしたが、清瀬エリアにまで配達範囲を拡大しました。現在は個人のお客様が中心ですが、今後は老人ホームやデイサービスセンターなど施設もターゲットに営業できたらと考えています。
一つの目安は60歳ですね。自分で体を動かすのが辛くなってくる歳だと思うので、それまでにはしっかりと地盤を固めてオーナーとして運営できるようにもなりたいです。
ライフデリ/株式会社グランフーズ | 加盟金&ロイヤリティ&保証金0円の配食サービスFC
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