これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■ブロッサムジュニア ひばりヶ丘教室
武田 竜太オーナー
飲食業界で長く経験を積んできたという武田さん。この事業を始める前はアルバイト時代からラーメン業態に携わり、社員として店舗展開に取り組んだ後に、開業して自身のお店を2店舗開店しました。しかし、数年前から物価の高騰が始まり、4年ほど前には感染症拡大の影響も。情勢の変化を受け、もう一本の柱となる別事業を検討しようと思い立ったそうです。
飲食業界での経験が長かった武田さんが、全くの異業種であるブロッサムジュニアでの開業を決めた理由とは?これまでの道のりから今後の目標に関してまで、武田さんに詳しくお話を伺いました。
※2023年6月取材
当時の年齢 |
30代後半 |
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当時の自己資金 |
501〜1000万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
安定した収益を見込める お客様と近い距離で働く |
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最初からフランチャイズで開業をしようと決めていたので、まずはフランチャイズ関係のプラットホームを利用して事業を探しました。フランチャイズに決めていた理由は、自分にラーメン業界以外の知識が不足していると感じていたからです。あとは、仕入れがない事業、世の中に求められている事業かどうかを軸として見ていましたね。
最終的にこの事業に決めた理由は「人が関われる仕事であること」、「個人へのアプローチが出来る業態であること」が大きかったです。学習塾や他の業種も検討しましたが、AIを活用したビジネス展開が多くて。私には機械的に感じてしまったので、人が関われて、且つ本部の情報が明瞭という点で決断しました。
開校するまでの準備期間が一番大変でしたね。この事業の準備が、というよりは今開校している場所の問題なんです。現在はマンションの一角で開校しているのですが、集合住宅の一角となると事業を始めるのもすんなりではないんですよ。まずは住民の半数以上の同意を得る必要があったんです。
「療育」という言葉自体がまだ知られ始めたばかりということもあり、マンションの方々に理解をしてもらうまでには約4ヵ月かかりました。長かったのですが、今思うとすごく成長できた経験でもありましたね。勉強をしたり、人に説明をすることで自分の知識も深まりました。努力の結果もあって、最終的には満場一致という形で開業ができたんです。
売上が上がったり、スタッフに還元できる賞与や給与の金額が上がるとやりがいを感じますね。この事業はラーメン業態とは違って、一気に多くのお客様にご利用いただくのではなく、ゆっくりでも着実に伸びていくんです。確実に黒字化すると確信していましたね。今は黒字転換もできておりますので、これからの伸びにも期待をしています。
あとは、やはり子どもたちの成長を感じた瞬間や、保護者からお礼を言われるのがとても嬉しいです。1年運営していると、最初は出来なかったことが出来るようになった姿を見ることができましたし、喜びの声をいただけることもあります。これからもこの教室を通じて良い影響を生み出していきたいですね。
今後の目標は、もう1教室のオープンです。今の教室開校のノウハウもありますし、物件取得の際に結構特殊な経験をしたので、次はもう少しスムーズに進められるかなと思っています。
それから、「療育教室」についてまだ知らない方も多いと感じているので、その認知や支援活動もしたいですね。教室運営をしていて、すぐにでも通いたいけど受給者証の取得に時間がかかってしまうとか、そもそも受給者証を取ることにハードルを感じている保護者の方を見てきて、上手く情報が伝えられたらと思ったんです。情報を伝えられる説明会を開催したり、チラシを作成したりはしていきたいですね。少しでも困っている方の役に立てたら嬉しいです。
ブロッサムジュニア/ブロッサムグループ株式会社
【国の認可事業で安定収入】開業1年目で年収2000万円も!(10名定員)集客はニーズで掴む療育事業