これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆株式会社ノーサイド 代表取締役/川村 達哉さん(34歳)
(まごころ弁当四日市店 他2店舗経営)
「若い頃はバンド一筋だった」という川村さん。26歳で音楽を離れた後も「もともと経営者になるつもりはなかった」そうですが、シルバーライフとの出会いにより、今では事業を法人化し、地元の三重県にまごころ弁当を3店舗を展開。音楽漬けだった川村さんが経営者として成功するに至った経緯とは――。
当時の年齢 |
20代後半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
会社経営 |
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キーワード |
熱中できる仕事 個人企業から法人経営へ |
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バンド時代、手伝っていた知り合いのジャズ喫茶の経営を助けるために「何か新しいことができないか?」と考えていたときに出会ったのがシルバーライフでした。
当時は今ほどの規模はなかったのですが、喫茶店には元々台所があるのでお弁当を作るのに不自由しなかったし、「これからの時代に必要とされる仕事になるだろう」と直感。また一人で始められるという点も、チャレンジしやすかった理由の一つです。
それまで食品を扱う仕事に携わったことも、営業もしたことがなく、まったくの未経験からのスタートでした。開業当初は営業先のあてもなかったので、本部から教えられたことを忠実に実行したり、自分で地域のケアマネジャーさんを探して訪問。その甲斐もあってか、少しずつ契約数を伸ばすことができました。食数が少ないうちは寒い中をひとり原付バイクで配達していたのも、今ではいい思い出です。
開業の2年後には法人化、いまは多角経営の一環として飲食店の経営にも取り組んでいます。まさか自分が経営者になるとは、シルバーライフに加盟した当時は、まったく想像していませんでしたね。
とはいえ小さな会社ですので、従業員のみんなと同じように配達に出たり、飲食店の店舗に出ることもよくあります。現場の最前線に立つことで、自分の仕事が人の役に立っているのを実感できるのは、とてもやりがいを感じます。
地域の中でもまだまだ回りきれていないエリアがあるので、少しでもそのエリアを広げて、地域の役に立ち、売り上げを伸ばしていければと考えています。
売り上げを伸ばすためには営業や店舗を運営を任せられるような従業員の育成が課題。無理な事業拡大をするつもりはありませんので、各店舗のメンバーとのチームワークも大切にしながら、みんなが幸せに働ける環境をつくっていきたいと考えています。