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トレンド・フォーカス

副業を始める前に必ずチェック!知っておくべき基礎知識と自分に合った副業選びのポイントとは?

昨今、政府主導による「働き方改革」が社会全般に広がる中、副業を「解禁」する企業が増えており、大手企業の中には副業を「推奨」する制度を打ち出す企業も出始めています。副業の形態も多様化し、最近はスマホやネットを使って気軽に始められるものも増えてきています。副業という言葉が身近な存在となった今、「やってみたい」と興味を持っている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、実際に始めるには、わからないことや不安なことも多いはず。そんな副業初心者のために、副業を始める前に知っておくべきポイントや注意点、副業の種類、メリット・デメリットまで広くご紹介します。

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副業の現状

「副業したい」というニーズはどれくらいあるのか?

最近、「副業」という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、実際に「副業している人」は増えているのでしょうか。

▼副業者数の推移

副業者の推移

▼副業希望者数の推移

副業希望者の推移

※出典:総務省「就業構造基本調査」

2017年の総務省「就業構造基本調査」によると、何らかの職業を持っている人(有業者)のうち、「副業している人」は267.8万人(4.0%)を占め、前回の調査(2012年)よりも11%増加しています。また、「副業をしたい」と思っている追加就業希望者も424.4万人(6.4%)と、2012年と比べて12%増加しています。これらのことから、近年副業ニーズは増加傾向にあると言えるでしょう。

副業している人の収入や労働時間

厚生労働省が公表している2018年の調査(副業・兼業の現状)によれば、副業を始めた理由として一番多いのは「収入を増やしたいから」で54.9%でした。やはり、稼ぐことを目的に副業をしている人が大半を占めているようです。
副業をしている人の収入状況を見てみると、主な仕事(本業)の月収が「10万円〜20万円未満」が24.2%、「20万円〜30万円未満」が21.2%という割合でした。
では、実際に副業している人は、どれくらい稼いでいるのでしょうか。副業の平均収入に関する公的なデータはないものの、いくつかの民間企業による調査結果を調べてみると、平均月収は4万円台〜6万台という状況のようです。

また、副業の平均労働時間については各調査でバラツキが見られます。

▼副業の週平均労働時間

副業の週平均労働時間

※出典:経済産業省委託事業「新たな産業構造に対応する働き方改革に向けた実態調査」(2016年度)

2016年度の経済産業省委託事業による調査では、副業・兼業先での週平均労働時間は「1時間〜9時間」が46.4%、「10〜19時間」が24.1%を占める結果になりました。

副業のメリット・デメリット

副業のメリット・デメリット

副業を始めるのにはメリットもあればデメリットもあります。双方を冷静に捉えることが大切です。

副業のメリット

所得を増やせる

一番のメリットは、本業の給与以外に収入源ができることでしょう。多かれ少なかれ、副業をすればプラスアルファの収入を得て所得を増やすことができます。しかも、雇用される働き方でなければ、労働時間も決まっていません。自分の好きなだけ時間をかけて稼ぐことが可能になります。

本業以外での成長機会や貴重な経験が得られる

副業の種類によっては、本業だけでは得られないスキルを磨くチャンスもあります。本業の収入があるからこそ、副業では新しい分野にもチャレンジしやすく、副業で得たスキルや経験を将来のキャリア形成に活かすことも可能です。

将来の転職や独立・起業に向けた準備ができる

転職や独立を見据えた実践的な予行練習として、副業に取り組むのも有効な活用方法の1つです。転職・独立をすぐには考えていない人でも、就労環境の変化、親の介護、役職定年などライフイベントに起因して選択の必要に迫られることは十分にあり得ます。リスクを抑えて将来に備えられるのは、副業ならではのメリットと言えるでしょう。

副業のデメリット

労働時間が長くなる

「所得を増やせる」というメリットと表裏一体の関係にあるのが、「労働時間が長くなる」というデメリットです。働きすぎた結果、プライベートの時間がなくなったり、体調を壊してしまうこともあり得ます。時間と体調の管理には十分に配慮する必要があるでしょう。

本業に悪影響が出るリスクがある

副業に時間や気を取られ過ぎてしまうと「職務専念義務」に抵触し、最悪解雇されてしまう可能性があります。また、本業の事業に不利益を与えないように、機密情報の保持には細心の注意を払わなくてはいけません。

副業先でのケガにはくれぐれも注意が必要

社会保険にも注意が必要です。例えば、副業としてアルバイトをしていた勤務先でケガをした場合、労災保険が降りたとしても、副業の給与が基準になり、十分な補償額が得られない場合があります。また、本業でサラリーマンをしている方はあまり気にする必要はありませんが、1週間の所定労働時間が短い(20時間未満)仕事を兼業する場合には、雇用保険等が適用されないケースがあります。

副業を始める前に押さえておくべきポイントや注意点

いざ副業を始める前に、必ずチェックしておきたいポイントと、注意点についても確認しておきましょう。

必ずチェックするべきポイント

就業規則を確認する

会社勤めをしている方が副業を始める場合、最初にチェックしないといけないのが「就業規則」です。最近は、副業を解禁する企業が増えてきていますが、そもそも副業を禁止している企業も少なくありません。副業が認められている場合でも、特定の業務のみ許可されていたり、業種が制限されているケースが大半です。まずはご自身が勤めている会社の就業規則をチェックし、定められた通りにきちんと手続きを踏みましょう!規則に違反した場合、解雇や懲戒などのペナルティが課せられることもあるので注意してください。

家族の同意を得る

副業することで日常生活の時間の配分は大きく変わります。家族の理解や支援は不可欠で、最悪の場合家族に負担や迷惑をかけることになるかもしれません。家族のいる方は必ず事前に相談し、話し合っておくことが大切です。家族の意向も踏まえて、どんなスタイルの副業を選ぶべきなのか検討すると良いでしょう。

副業の注意点

本業に支障が出ないように注意する

もちろん、副業をすることで本業のパファーマンスが著しく低下するようなことがあってはいけません。仕事をテキパキと終わらせる「セルフマネジメント力」に自信がない方は無理をしないというのも賢明な選択肢。例えば、本業に支障が出た場合、会社から兼業を禁止される可能性もあります。自分自身のキャパシティを踏まえて、時間と業務量をしっかりとコントロールすることが大切です。少しでも不安な場合は、余裕を持った業務量からスタートし、徐々にペースをつかむのが良いでしょう。

税金のことも頭に入れておく

副業によって所得が増えると、その分所得税の負担も増加します。副業をしていないサラリーマンの場合、所得税は給与から天引きされ、過不足については年末調整で精算されるので、普段の生活であまり意識することはありませんが、副業を始めたらそういうわけにもいきません。
まず、副業の収入は、会社が実施する年末調整の計算に入れることができないため、そのままにしておくと結果的に「申告漏れ」になってしまう可能性があります。また、副業の稼ぎが年間20万円を超えた場合は、原則として確定申告を行わなくていけません。必ずしも副業を始める前から、確定申告について詳しく知っておく必要はありませんが、少なくとも「自分で税金を管理する必要がある」ということは、頭に入れておいてください。
2カ所以上の会社に社員やアルバイトとして雇用される場合は、複数の会社で年末調整が行われないように、副業の勤務先に年末調整が不要な旨を伝えておく必要があります。源泉徴収票に関しても、「乙欄」(従たる給与を支払う場合の源泉徴収税額)で処理するようにお願いしておきましょう。

副業における契約時の注意点

契約時の注意点

副業の契約形態

副業において、企業と契約を結ぶケースは大きく2つのパターンがあります。

  • 社員・アルバイトとして雇用契約を結ぶ
  • 個人事業主(フリーランス)として業務委託契約を結ぶ

雇用契約は労働者が会社(使用者)と契約するもので、会社勤めの経験がある方なら誰もが交わしたことがあるはずです。通常、社員やアルバイトとして会社に雇われて働く場合は雇用契約となります。
一方、業務委託契約には「使用者」と「労働者」といった主従関係がありません。独立した事業者間での契約となり、副業で個人事業主(フリーランス)として企業と取引する場合は業務委託契約を結ぶのが一般的です。
業務委託契約で働く場合、労働基準法や労働契約法の保護を受けることができません。たとえば、最低賃金や労働時間などの決まりがなく、原則として当事者間の取り決めによって業務内容や報酬などの条件が決まります。そのため、契約前にその内容を慎重にチェックすることが重要です。ここでは、副業を始める際に不利な内容とならないよう、業務委託契約の締結において初心者が確認すべきポイントをご紹介します。

副業の契約書でチェックすべきポイント

以下に挙げる項目は、トラブルに陥りやすいポイントです。記載された内容をチェックし、明記されていなければ追記を依頼しましょう。また、わからないことや曖昧ないことはそのままにせず、納得できるまで確認するようにしてください。

契約形態

必ず確認してほしいのが契約形態です。業務委託契約には「委任契約」と「請負契約」の2種類があり、下記のような違いがあります。責任を負う範囲が異なるため、事前に契約書に明記されている内容を確認するようにしましょう。

委任契約と請負契約の違い

委任契約
委任契約では「完成義務」は問われません。遂行した「成果」ではなく、成果を上げるために行った「業務そのもの」に報酬が支払われる契約で、成果物の求められない業務は委任契約となります。正確には、「委任契約」は法律行為に関する業務を委任する契約を指し、それ以外の業務に関しては「準委任契約」と呼びます。

請負契約
請負契約は「成果」に対して報酬が支払われる契約です。委任契約と違い、請け負った業務を完成させる義務が発生します。一般的に、副業で結ばれる業務委託契約の多くが請負契約に該当します。

業務内容・成果物

契約形態と同様に重要なのが、求められる業務範囲と成果物の内容です。仕事を始めてから「想定していない業務が含まれていた」「成果物の認識が違う」といったギャップが生じてしまうと、トラブルやクレームにつながってしまいます。業務内容や成果物については、明確にわかりやすく記載されているか必ず確認してください。

報酬の金額、算出方法、支払い方法・タイミング

お金に関する内容も、重要なチェック項目の1つです。報酬の金額は事前に聞いていた話と相違がないか、算出方法や支払い方法・タイミングに問題はないか、くまなく目を通しましょう。

納期・契約期間

成果物の納期、契約の期限など、スケジュールの確認も必須です。特に、成果物の納期については無理なスケジュールで請け負わないように気をつけましょう。

業務に関わる経費

業務を遂行するうえで発生する経費が、どの範囲まで認められるかは契約によって異なります。報酬とは別に請求できる経費の項目が少なければ、自己負担が大きくなってしまいます。副業としてしっかりと収入を得るために、経費についても細かく確認することをおすすめします。

損害賠償

万が一の事態に備えて、念のため確認しておくべき項目です。企業(発注者)に何らかの損害を与えるようなトラブルを起こしたときに、無制限で責任を負わされるリスクを回避するために、責任の範囲や賠償額の上限などを事前に確認しておきましょう。

瑕疵担保期間

瑕疵担保責任とは、納品後に成果物に瑕疵(ミスや不具合)が見つかった場合に補償する責任のことです。通常、業務委託契約書には瑕疵があった場合に企業(発注者)が行使できる権利や要求できる内容、受注側が責任を負う範囲や期間、作業内容などを明記します。この内容が曖昧だと、もしものときにトラブルにつながりやすいため、契約前に必ず細かくチェックしてください。

機密保持の範囲

業務委託契約においては、業務を通じて知り得た情報に関して守秘義務が発生します。当然、受託側は遵守する必要がありますが、機密保持の範囲は契約により異なりますので、事前に確認しておきましょう。また、業務完了後に自身の実績として公表できるかどうかも守秘義務に含まれるので、あわせて確認しておくと良いでしょう。

副業の契約におけるその他の注意点

契約書は保管しよう

契約書を結び実際に仕事が始まってからも、後々契約内容を確認できるように、データでも紙でも構わないので契約書はしっかりと保管しておくことが大切です。また、契約書は収入金額を証明できる書類の1つでもあります。確定申告後、念のため5年間は保存しておくようにしましょう。

確定申告を忘れない

本業で給与所得を得ながら業務委託契約で副業している場合、年間の所得が20万円を超えると確定申告の義務が発生します。所得とは、売上から経費を差し引いた金額のことです。たとえば、業務委託契約での売上が30万円あり、その業務に必要な費用として11万円の経費がかかっていた場合、所得は19万円になるため確定申告をする必要はありません。
業務委託契約での副業に限らず、ネットオークションやアフィリエイトなどで得た所得、あるいはアルバイトでの副業収入が年間20万円を超えた場合も確定申告を行う必要があります。目安として「20万円を1円でも超えるかどうか」が確定申告義務の発生する基準であることを覚えておきましょう。

業務委託契約で継続して収入を得ているケースでは、所得が「事業所得」と認められるケースがあります。事業所得の場合、青色申告控除や青色事業専従者給与、給与所得等との損益通算など、税金の優遇制度を受けることができます。副業・兼業での稼ぎを増やす方法として、確定申告の知識を身につけて節税対策に取り組むのも一つの手段と言えるでしょう。

副業の契約についてのまとめ

副業とはいえ、契約や税金の管理に関しては自立した判断・行動が必要になります。「知らない」「わからない」というスタンスでいると、自分が不利益を被ってしまいます。1人の事業者として、サラリーマンとは異なる視点・意識を持つことが大切です。自分なりに契約書の見方などを覚えることはもちろん、わからないことは弁護士や税理士などの専門家に積極的に相談すると良いでしょう。

タイプ別の副業を紹介

副業

スキマ時間を使って気軽に始めたい方向けの副業

通勤時間や自宅でのちょっとした空き時間を有効に使いたいという方は多いと思います。そういった方には、

  • ポイントサイト・アンケートモニターに登録する
  • オークションサイトやフリマアプリで不要なものを販売する

といった副業がおすすめです。基本的にスマホの操作のみで完結できる点が大きな特徴です。

メリット・デメリット

一番のメリットは気軽なこと。特別なスキルも要らず、時間やお金をかけずに今すぐに始めることができます。
一方、デメリットは大きな収入を得るのが難しいこと。「暇な時間を有効に使う」という目的にはマッチしていますが、稼ぐために副業を始めたいという方には向いていないかもしれません。

選定のポイント

とにかく手間をかけたくないという方には、ポイントサイトやアンケートモニターがおすすめです。難しいことは一切考えずに単純な作業でコツコツと稼ぐことができます。身の回りに不要なものがたくさんある方や、モノが売れる喜びを感じたい方はオークションサイトやフリマアプリを利用してみると良いでしょう。

休日や平日のまとまった空き時間を活用したい方向けの副業

本業が休みの日や平日の夜など、まとまった空き時間を有効活用したい。そんな理由から副業を始める人も少なくありません。こうした「スポットで働きたい」という方向けの副業として一番王道なのは、

  • パート・アルバイトとして働く

という方法です。「週1日からOK」「1日2時間からOK」といった求人も多く、仕事の選択肢も多種多様です。
その他にも、

  • 業務委託契約を結んで個人事業主として働く
  • フランチャイズオーナーや代理店として働く

という方法もあります。代表的な業務内容としては、配送ドライバーや清掃、家事代行、営業代行などが挙げられます。最近街中で見かけることの多い「飲食店の宅配代行サービス」も、この形態の1つです。パート・アルバイトとの違いは、報酬が時給計算ではなく、案件ごとに発生すること。やったらやった分だけ稼ぐことができます。

メリット・デメリット

メリットは、働く分だけ着実に稼げるということ。また、求人の種類が多いため、自分に合った仕事を選びやすい点も利点と言えます。
デメリットは、労働時間が長くなってしまうこと。基本的には1日数時間働くことになるため、本業と合わせてオーバーワークにならないように注意が必要です。

選定のポイント

まずは、時給でコツコツ稼ぐのか、案件ごとの報酬で効率よく稼ぐのか、自分に合った働き方を選ぶのが大切なポイントです。そのうえで、「自分の性格に合っているか」「自分の特技やスキルを活かせるか」という視点で仕事を探してみましょう。業種・職種の選択肢は豊富なので、自分にピッタリの仕事が見つかるはずです。
フランチャイズオーナーや代理店として働く場合は、初期投資が大きく、スポットの働き方では資金回収に時間がかかることもあるので注意しましょう。説明会や個別面談に参加して、契約条件を細かく確認するようにしてください。

体験談

Iさん 東京都在住 49歳
業務委託の配送ドライバー
元々はIT企業に勤め、エンジニアとして働いていましたが、「将来、妻の家業を手伝うこと」を見据えて兼業できる仕事に変えようと思い、その準備のために軽貨物ドライバーの副業を開始。しばらくしてサラリーマンを退職しました。現在は妻の家業を手伝いながら、大手配送会社と業務委託契約を結び、土日や平日の空き時間を中心に配送ドライバーとして働いています。

在宅ワークで稼ぎたい方向けの副業

最近は在宅でできる副業も多く、選択肢も広がってきています。その中でも代表的なのが、

  • アフィリエイトサイトを運営する

という副業です。アフィリエイトとは、Webサイトやブログに広告を掲載して、広告収入を得る仕組みのこと。既存のブログサービスなどを使えば、初心者でも気軽に始めることができます。
もう1つ、在宅ワークの副業として

  • クラウドソーシングサイトを利用する

という方法もあります。今ではインターネットを介して仕事とスキルをマッチングするサービスが数多く登場しており、大手のクラウドソーシングサイトには100万件以上の案件が掲載されているようです。高いスキルが必要なクリエイティブ系の仕事から、データ入力などの初心者でもできる仕事まで内容は多種多様なので、自分に合った仕事を選ぶことが可能です。

メリット・デメリット

メリットは在宅でできること。時間と場所の制約を受けずに働くことができます。
デメリットは、誰でもすぐに収入を得られるわけではない、ということ。アフィリエイトの場合、広告収入を増やすためにはアクセス数を伸ばす必要があり、成果が出るまで時間がかかります。クラウドソーシングでは、「仕事を受けたい」と申し込んだとしても実際に依頼されるかどうかはわかりません。高いスキルがある方であればスムーズに仕事を受けられるかもしれませんが、多くの場合、実績を積むまでに長い時間がかかります。

選定のポイント

クラウドソーシングと相性の良いWeb系、クリエイティブ系のスキルを持っている方にとって、一番始めやすい副業のスタイルだと言えるでしょう。ただし、初心者が仕事をコンスタントに受けられるようになるまでは、地道な努力と時間が必要です。また、アフィリエイトサイトを運営する場合も、すぐに成果を求めず、長い目で取り組む必要があります。「今すぐに収入を得たい」という方には、在宅での副業は向いていないかもしれません。

趣味を活かして稼ぎたい方向けの副業

最近では個人の作品を販売できるWebサービスも増えており、「趣味を収入につなげるチャンス」が大いに広がっています。趣味で作品を作っている方には、以下のような副業がおすすめです。

  • イラスト、スタンプ、写真などを販売する
  • 音楽を販売する
  • コンテンツ(記事や小説など)を有料で販売する
  • 動画を配信して広告収入を得る
  • ハンドメイドの商品をネットショップで販売する

メリット・デメリット

メリットは何といっても趣味を活かせること。労働の対価としてではなく、好きなことで副業収入を得ることができます。
一方、デメリットは、安定した収入を得るのが難しいこと。作品をインターネットで販売したとしても、売れる保証はありません。作品を作る労力や時間に対し、報酬が見合わないことも十分にあり得ます。

選定のポイント

デメリットとしても挙げたように、どれくらいの収入になるのか読めないため、「稼ぎたい」という目的には合致しない副業のスタイルです。あくまでも趣味の延長として、「収入が増えたらラッキー」くらいの気持ちで始めるのが良いでしょう。

資金を活用して働かずに稼ぎたい方向けの副業

資金がある方は、投資で稼ぐという方法もあります。副業というよりは、資産運用といったほうが正確かもしれません。投資の種類によって必要な金額、収益性、リスクは異なります。具体的には以下の方法があります。

  • オーナーとして店舗・企業経営に出資する
  • 不動産投資
  • FX投資
  • 株投資
  • 仮想通貨投資

経営への出資や不動産投資は、ある程度まとまった金額が必要となります。株式投資やFX投資、仮想通貨投資はスマホで簡単に売買でき、少ない金額から始めることも可能です。

メリット・デメリット

自分自身が労働する必要がないことがメリットと言えるでしょう。もちろん、投資先の選定や調査などは時間をかけて行う必要はありますが、投資後に多くの時間を割く必要はありません。また、FXや株投資では、うまくトレンドに乗れば短期間で多くの利益を得ることも可能です。
デメリットは、資産を減らす可能性があること。特にハイリターンが期待できる投資は、リスクも高いことを認識しておいたほうが良いでしょう。

選定のポイント

資金に余裕があり、しっかりとリスク管理できる方に向いている副業です。あくまでも余剰資金を活用する方法としてチャレンジすることをおすすめします。店舗・企業経営に出資するのは、少しハードルが高い印象もありますが、フランチャイズチェーンの中には運営を本部が丸ごと請け負う「投資型のフランチャイズパッケージ」を提供しているところもあります。

リスクも時間もかけずに収入を得たい方向けの副業

投資のようにお金をかけずに、自前の「資産」を活用する副業もあります。
たとえば、土地や建物を持っている方であれば、

  • 不動産の空きスペースを貸し出す

という方法があります。一種の不動産投資ですが、最近は土地の一部を移動販売用に貸し出したり、空き部屋を会議室として貸し出すことができるサービスも出てきています。
また、自家用車をお持ちの方は、

  • カーシェアリング

を副業にすることも可能です。専門のサービスを利用して車を使わない時間帯に貸し出すことで、手間をかけずに収入を得ることができます。
さらに、人脈を活かして

  • 転職エージェントになる

という方法もあります。専門のサービスに自分自身を転職エージェントとして登録し、知人・友人を企業に紹介。採用が決まれば報酬を受け取ることができます。まったく時間をかけずに収入を得ることは難しいですが、交友関係をそのまま副業に活かせるので大きな労力はかかりません。

メリット・デメリット

メリットは、投資系の副業と同じく自分自身が労働する必要がないこと。また、資産が目減りするリスクがないことも大きなメリットです。
デメリットはほとんどありませんが、敢えて言うならば、自前の資産が限られている場合は大きく稼ぐことが難しい点がデメリットと言えます。

選定のポイント

どれくらいの収入が得られるのか読めないため、稼ぐことを目的とした副業には向いていません。せっかく保有している「資産」を活かしてプラスアルファの収入を得るスタンスで、余裕を持って取り組みたい方に適した副業と言えます。

スキルを本業以外にも活かしたい方向けの副業

「在宅ワークで稼ぎたい方向けの副業」でご紹介したように、クラウドソーシング系のサイトには多種多様な案件が掲載されています。在宅ワークに限らず、専門知識・スキルが活かせる案件が多数あるため、そういったサービスを利用して

  • 業務委託契約を結んで個人事業主として働く

ことが容易にできます。
また、最近は「専門家の意見を聞きたい企業」と「専門的な知識・経験を持った人材」をマッチングするサービスも増えています。1〜2時間の面談・打ち合わせに参加して

  • スポットコンサル(対面での知識提供)

として報酬を得る方法もあります。

メリット・デメリット

メリットは、既存のスキルを活かせるためスムーズに業務に馴染めること。そして、本業では得られない経験を積めることも、本人にとって大きなメリットと言えます。
デメリットは、しっかりと時間・業務量を管理しないと、オーバーワークになる可能性があること。本業に支障が出ないように、自分でコントロールする必要があります。

選定のポイント

業種・職種の選択肢が豊富にあり、勤務条件も多種多様なので、なるべく多くの案件を見ることをおすすめします。自分の希望や状況にマッチしている案件を選び、積極的に申し込んでみると良いでしょう。最初は本業とのバランスを取るのが難しいため、まずは短時間で終わるスポットコンサルから始めるのが良いかもしれません。

副業のまとめ

ここまで、副業を始める前に知っておいてほしいポイントや情報を広くご紹介してきました。副業の種類や形態もたくさんあり、目的・状況によって副業の選び方が変わってくることをご理解いただけたのではないでしょうか。
どんな副業であったとしても、本業以外のことにチャレンジすることで何かしらの新しい視点や経験が得られることは間違いありません。副業を通じて、自分の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。ここで挙げたメリット・デメリットなどを踏まえ、どんな副業が自分に合っているのか、ぜひ検討してみてください。何よりも、まずは無理のないところから始めることをおすすめします!

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