家事代行業界の大手「ベアーズ」でハウスクリーニングを体験!
2018年、今や共働きは珍しいことではありません。総務省の「労働力調査」によると、夫婦がいる世帯の共働き率は半分を占め、それに伴い、“家事代行サービス”を提供する企業も増加。そんな業界大手の「ベアーズ」の新しい取り組みである『ハウスクリーニングFC』をのぞいてみました!

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ベアーズといえば家事代行? だけじゃない!
私も一番に思い浮かんだのは家事代行のイメージでしたが、今回体験するのは、なんとハウスクリーニング!これまで培った家事代行のノウハウをより多くの方に利用いただけるよう、ハウスクリーニング事業のFC展開をスタートしたそうです!
清掃箇所は多岐に渡るものの未経験者でも安心して始められるのは、独自の研修プログラムを設けているから。今回は、研修に含まれる清掃業務から「キッチン」、「フローリング」、「窓」の3種類を体験させてもらいました。教えてくれたのは、事業開発部の伊藤英男さんです。

【キッチン】「まあまあキレイ」はNG! 目指すは「完璧なキレイ」
キッチン掃除で頭を悩ませるのが、水アカ。いくらスポンジでこすっても、なかなか消えない憎いヤツです。下のシンクも一見キレイに見えますが、目を凝らしてみると無数の水アカが……。

ベアーズ独自開発の洗剤を手に、いざ掃除スタート!「市販の洗剤より強力なので、手袋は必須です」(伊藤さん)

まずは専用洗剤を染み込ませたスポンジを使い、水アカを浮き上がらせていきます。

続いて電動ポリッシャーで表面を磨いて水アカを落としていきます。POLISH=「磨く」ですもんね!

これが、しっかり腰を入れないと腕ごと振り回されてしまうくらいハイパワー! 「ちょっと磨きが足りませんね」と伊藤先生がやり直す場面も。

その後、磨いた部分をタオルでふき取ると……

ま、まぶしい~! なんですか、このピカピカっぷりは! 一点の曇りもなく、まさに完璧。この感動はクセになりそう……!

【フローリング】新築のごとくピカピカに
続いてはフローリングのクリーニング。

クリーニング前にフローリングと壁を接合する巾木(はばき)に養生テープを貼り……

ワックスを延ばしていきます。一方向に薄~く、薄~く、ヴェールをかけるように。

一定時間放置すると、ツヤツヤのフローリングが完成。これまた新築みたいな美しさ!

【窓】なかなか手が回らない箇所だけに依頼も多数
ラストは窓拭きです。家の掃除の中でもつい後回しにしがちな窓掃除ですが、やるとやらないでは見え方が全然違うとのことです。耳の痛い話ですが、たしかに!
工程自体はシンプルなもの。中性洗剤を薄めた液をシャンパーと呼ばれる窓拭き用モップにまんべんなく浸し、窓の角から上→下の順に拭いていきます。これでまず表面の汚れを取るんだそう。


続いてT型のワイパーが登場。余計な水を切っていくための重要アイテムですが、この扱いが意外と難しく……

「う~ん、ちょっと違いますね」と伊藤先生から優しい口調ながらダメ出しを頂戴し、結局仕上げは先生にやっていただきました。「腕だけ下すのではなくて、こう腰を引くような感じで……」と先生。

ゴールはお客さんの喜ぶ顔
忙しい日常生活の中でなかなか手が回らない箇所だけに、掃除し終わった窓は格別です。全身がくっきり映り込む窓を見ていると、自分が今感じている感動を同じようにお客さんに体験してもらう喜びこそ、家事代行業の醍醐味であり、スタッフの方々の原動力なのだと気がつきました。

ベアーズさん、ありがとうございました!