これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■新宿中井駅前店・新宿西落合店 中崎さん/33歳
中崎さんの前職はプロゴルファー。ツアープロ、レッスンプロとしての経験を活かし、香港でゴルフスクールを開校する予定だったのですが、コロナ禍で計画が白紙に…。そんな時、たまたま大漁丼家でアルバイトをしたことがきっかけで飲食での独立を決意。中崎さんは未経験スタートながら独立後わずか1年で、月商700~800万円を安定して売り上げる店舗を作り上げています。
当時の年齢 |
30代前半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
脱サラして始める 繁盛店の経営 |
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コロナの影響を受け、ゴルフスクール開校計画がとん挫した経験があるだけに、重視したのは「コロナ禍でも必要とされる業界、コロナ禍が収束しても生き残っていける商売」であること。
「大漁丼家」なら、店舗の立地環境に合わせて、デリバリー、テイクアウト、イートインのどれに主軸を置くか自由に決められるし、海鮮系の人気は根強く流行に左右されません。調理未経験者でも始められるシステムが整備されているのも魅力でした。
包丁を握った経験がなかったため、最初は戸惑いもありました。とはいえマグロを解体したり鮮魚をさばいたりするわけではなく、瞬間冷凍された新鮮食材をカットするのが主なので、研修を通して自然に要領を掴むことができました。
また原価計算が不可欠な仕事ですが、原価表やマニュアルがあるのでそれをもとにメニューごとに乗せる具のバランスを調整するなど、利益を出すコツがわかりやすく、とても助かりましたね。
大漁丼家としての基本メニューは53種類。加えて独自メニューの開発・販売もオーナーの裁量でできるため、当店では約50種類のオリジナルメニューを提供しています。また住宅地にある店舗ということで、デリバリーメインの商売に徹しています。こうした自分のアイデアと工夫が売上げに繋がる手応えが実感でき、やりがいを感じています。おかげさまで単身者、ファミリー層ともにリピーターのお客様が増えているんですよ。
現在、1日300~400食売り上げていますが、コロナ禍が収束しても食のデリバリー文化が廃れることはないと考えています。経済活動が復活すれば、家庭需要だけでなく、オフィス需要の増加も見込めます。そうしたニーズに応えるため、新メニューや旬の魚介類を取り入れた期間限定メニューを展開し、お客様を飽きさせない工夫をしていきたいです。店舗数を増やしていくことも視野に入れ、パワーアップを図っていきたいですね。