これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■豊明店/近藤 康充さん(40) 2022年11月開業
ハッピーカーズで開業する前は物流会社で、会社員として勤めていた近藤さん。新卒で入社してから17年、物流センターの運営や人事の仕事など、様々な職種で活躍をされていました。そんな近藤さんが独立を考え始めるきっかけとなったのは、人事として社員からの人生相談を受けたり、話を聞いていた時のこと。自分のキャリアについても考える機会となり、別の事業に飛び込む決断をしたと話します。
数ある業種の中でも何故ハッピーカーズを選んだのか?未経験で始めて戸惑うことはなかったのか?近藤さんに、開業前から現在に至るまでのお話を詳しくお聞きしました。
※2023年9月取材
当時の年齢 |
30代後半 |
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当時の自己資金 |
101〜300万円 |
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事業スタイル |
会社経営 |
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キーワード |
脱サラして始める お客様から頼られる喜び |
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昔から社長になりたいという想いはあったんです。いつからかその気持ちを持っていたことを忘れてしまっていたのですが、思い出すきっかけとなったのが人事の仕事をしていた時ですね。社員から人生相談を受ける中で、ふと「自分はどうなんだろう?」と疑問が浮かんだんです。自分に目を向けたあの瞬間が私にとっての転機でした。
最初は車関係の事業で探していて、その時にハッピーカーズのことを知りました。面白そうな仕事だと思って色々と調べましたね。記事や書籍を読み込み、社長の「お客様に喜んでもらうことが大前提」という考えと、「関わる人すべてをハッピーに」という会社理念に非常に共感しました。それが開業を決めた理由です。
自分なりのやり方を見つけるまでは大変でした。最初はとにかく車を買い取ろうという気持ちで、がむしゃらにアポイントを取ったり査定に行ったりしてましたね。今思うと、買い取ることに力を入れすぎていたのが失敗だったと思います。他社と相見積もりになった時に、金額を乗せて買い取ったのは良いものの、赤字を出してしまうこともありました。
そんな時に助けられたのが、先輩オーナーとの交流です。ハッピーカーズでは定期的にオーナー同士の交流の機会があるのですが、成功体験だけでなく失敗体験やアドバイスまで惜しみなく共有してくれるんです。私もたくさん助言をいただき、やり方を変えたことで段々と軌道に乗せることができました。
お客様に喜んで貰いたいという気持ちで預かった車が、想定以上の金額で売却できた時はやっていて良かったと思いました。とあるお客様から査定の相談を受けて、他社と相見積もりになったことがあったんです。話を聞いてみると、そのお客様は低い金額の見積もりを受けたり、車の引き渡しを急かされたりと、希望に沿わない提案を受けて困っている様子でした。
相場変動が激しい車種で、私にとっては先が読めない査定だったんです。それでもお客様の力になれたらという思いで、他社よりも高い金額を提示して、引き渡しも待ちますとお伝えしましたね。結果、想定以上の利益となり、お客様にとっても私にとって良い買取り結果となりました。
まずは目の前の仕事に真摯に取り組んでいくことが第一ではありますが、夢描いているのは店舗を構えることです。地域での存在感を出していきたいですね。今は自宅を起点として活動をしていて、特に看板を構えることはしていないものの、住所を調べて来てくれるお客様もいるんです。認知度が上がってきているのを感じて、実体のある事務所などを持てたらと思いました。
夢を実現するためには、今の人脈をもっと広げていきたいと考えています。上辺だけでなく一歩踏み込んだ関係を築いていきたいですね。理想は看板があってこその仕事ではなく、私だからこその仕事という感じでしょうか。自分だからこその存在感を高めていけたらと思います。