これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
西大村校/朝長 靖洋さん・香織さん
靖洋さんがオーナーとして、香織さんが塾長として2019年に夫婦で開業。子育てが一区切りつき、夫婦2人の次の10年を考えての独立でした。独立をした時、靖洋さんは50歳。体力的な衰えを実感することが増えると同時に、定年までしか働けないという不安も独立を決めた理由のひとつだったと振り返ります。
また、子どもが巣立ち夫婦の時間が増えるなかで、共通の話題や趣味を探していたタイミングでもありました。そんな2人にとって「松陰塾」との出会いは「第二の人生をかけて取り組みたい」と思えるお仕事との出会いとなったそう。充実する日々のなかで、感じているやりがいなどを伺いました。/2022年3月取材
当時の年齢 |
50代 |
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当時の自己資金 |
301〜500万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
50代・60代での決断 自分のペースで働く |
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地元企業に勤めていましたが、子どもが巣立ち夫婦2人になった時、これからの10年というのを真剣に考えました。体力的に当時の仕事を続けられるのか不安を感じてたこともあり、「自分に何ができるかな」とネットで探していたら、学習塾のFCがあることを知りました。
子どもの教育に関われる学習塾に興味を持ったのと、妻が小学校の教員免許を持っていることもあり、各社の特徴や強みを調べていったんです。その中で「松陰塾」と出会い、“講師不要”で“教えない”というコンセプトに惹かれました。リスクは最小限におさえたかったので、人件費がかからないというのは決め手になりましたね。さらに、本部の丁寧な対応も理由の一つです。
塾生が集まるか不安はありましたが、本部からも集客ノウハウを教えてもらい、開業した年の夏季講習の頃には目標人数に到達。現在は、60名以上の塾生が在籍しています。
しかし、開業当初は塾生を獲得しなくてはいけないというプレッシャーがあり、こちら本位の営業になってしまうこともありました。少し無理をして入塾を勧めた塾生は、退塾することも多くなって…。本当に本校が合うと思って入塾してくれた塾生は、長いお付き合いが続いています。目標数字ばかりを追いかけてはいけないなと反省しましたね。1年目は初めてのことばかりで焦る気持ちもありましが、2年目からは生徒数も安定し軌道に乗せることができました。
塾生はAIを搭載した自立学習教材で自ら勉強をしますので、私たちが直接教えることはありません。その分、塾生一人ひとりの様子をしっかりと見るように心がけています。勉強中だけでなく、入室時の挨拶の仕方で「今日は元気がないな」と感じたら声をかけるなど、スムーズに学習に取り組めるようにサポートするのが、私たちの役目だと考えています。
そうやって、一緒の時間を過ごして頑張ってきた塾生が志望校に合格して、最高の笑顔で報告に来てくれた時は、本当にうれしいですね。塾生の成長過程に携わり、一緒に喜んたり、苦しんだり、悩んだり、そんな時間を共有することで、私たちも成長させてもらっているなと実感します。
開業3年目で順調に塾生数を伸ばしています。クラスによっては定員がいっぱいになり、新規のお問い合わせをお断りしているほどですが、小学生の割合が少ないのが悩みです。「自分で考え、学ぶ力」を養える自立学習を、少しでも早い段階から身に付けてもらいたいですから、今後は、もっと小学生の塾生を増やせるように取り組んでいきたいですね。
「松陰塾」を開校して以来、夫婦で目指す目標ができ楽しく充実した日々を過ごせています。定年に縛られることもありませんので、長く続けていきたいですね。そしてゆくゆくは、私たちの意志を受け継ぎ繋げてくれる、後継者を育てて2店舗目を展開できればいいなと2人で話しています。