これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
酒井陽介さん/鶏笑 福島店
石材や足場などの建築施工、郵便配達など、さまざまな職業を経験してきた酒井さん。体を動かすことが好きだったが将来を考えると不安も。独立するなら興味のある「食」でと考え、2~3年かけて検討。最終的に選んだのが鶏笑だった。
2019年11月に福島店をオープンすると予想を超える反響に。経営が軌道に乗ってきた今、見据えるのは2店舗目、さらなる未来も「妄想」し始めている。
当時の年齢 |
30代前半 |
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当時の自己資金 |
101〜300万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
リスクの少ない事業 自分の店を持つ |
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食べるのが好きだから、食で独立をとは思ったものの、飲食業の経験もノウハウもありません。そこで「経験なしでできる」「少人数」「低資金」「ロイヤリティーが少ない」という条件でブランドを検索。すべての条件にぴったり当てはまったのが鶏笑でした。
焼き鳥とかたい焼き、アイスクリームも少人数でできますが、私自身、からあげが好きだし、数年後に自分がやっているイメージがわいたのも鶏笑を選んだ理由です。
いろんな仕事をしてきましたが、接客の経験はなく未知の世界。最初はレジを打ちつつ「いらっしゃいませ」と言うだけで手が震えたものです(笑)
今はスタッフに接客を任せて自分は揚げる方に専念。やっぱり、ものをつくっている方が向いているなと思います。
オープン後はすごい反響で驚きました。店の前に行列ができ、2ヶ月目には月間売上240万円を達成。次々にやってくるお客様を見て、手応えを感じました。
「おいしかったからまた買いに来たよ」と言って来てくださるお客様が増えてきました。この言葉が一番うれしいですね。からあげも面白くて、肉の厚みが1mm変わるだけで見た目も歯応えも味も変わるんです。チキン南蛮ならこう切る、といったポイントもあるんですよ。
覚えるべきことはまだまだありますが、オープン当初と比べると差は歴然。自分のレベルが上がったことがうれしく、もっと成長しようという意欲が湧いてきます。
売上は現在落ち着き、一定のペースで少しずつ増えてきている状況のため、今後はリピーターと新規のお客様をもっと増やしたいと思っています。
オープン当初からずっと来てくれているスタッフがいるのは心強く、将来的に2店舗目のオープンも見据えています。
これはまだ妄想段階ですが、いつか漫画喫茶をしてみたい。そんな夢も描いています。そのためにも福島店を地域に根づかせ、磐石の基盤を築きたいです。
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