これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆佐藤 義勝さん(38)/丼丸 合羽橋店オーナー
18年間勤めた印刷会社を辞め、2014年6月に加盟した佐藤さん。脱サラ開業に挑戦し、既存店を引き継ぐ形で丼丸の運営を始めました。もともと、「いずれは飲食店の経営に挑戦したい」という思いを持っていたそう。その背景には、東京の下町で長年もんじゃ焼き店を営み、地域の方々とのふれあいを大切にして商売を続けていたご両親の存在がありました。
当時の年齢 |
30代後半 |
---|
当時の自己資金 |
301〜500万円 |
---|
事業スタイル |
店舗経営 |
---|
キーワード |
自分の店を持つ スタッフの成長 |
---|
きっかけは、自宅近くに丼丸がオープンしたことでした。たくさんの海鮮丼メニューがあって値段は500円から。とても面白いビジネスだと思いましたね。客として通う中でどんどん興味を持ち、大島会長に会いに行ったんです。
実は、子どもの頃に両親に連れられて「ササフネ」の寿司店に何度も行ったことがありました。不思議なご縁を感じるとともに、誠実で気さくな会長の人柄に惹かれ、長年の夢をここで叶えようと決意しました。
開業前研修では、的確な指示を受けながら業務を覚えられました。しかしいざ店を持つと、自分一人が仕事をこなせるだけではダメ。3人のパートさんを雇用する立場として、私が責任を持って指示を出し、店を回していかなければなりません。
最初は戸惑いましたが、コミュニケーションを重ねるうちに「指示を出すではなく助け合うことが大切なんだ」と気づきました。パートさんたちに助けられ、徐々に店が形になっていったんです。
店頭に立って、たくさんのお客様と接することができる。それが一番のやりがいです。海鮮丼は1分で提供しますが、その間にいろいろとプライベートの話もできるようになりました。もんじゃ焼き店でお客様をもてなしていた両親も、同じやりがいを感じていたのかなと思います。
おかげさまで毎日通ってくださるお客様も増えて、昼だけで100人が来店。1日40食限定の日替わり丼は、ランチタイムで完売になることがほとんどです。
さらなる売上アップのために、いろいろと準備を進めています。目標は、毎月配布される「丼丸通信」の売上ランキングで上位に入り続けること。丼丸グループ全体を盛り上げていくためにも、人を育て、ゆくゆくは2号店の出店に挑戦したいと思っています。
ちなみに、私にはまだ小さい子どもがいるのですが、妻の支えがあって毎日経営に集中できています。今後はプライベートも充実させ、家族にも恩返しをしていきたいですね。
他の先輩の体験談をご覧になりたい方は、こちらからお選びください。