これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
建築資材大手で、管理職として大勢の部下を率いていた橘さん。大幅なコスト削減を任され、心身共に疲れを感じ退職を決意。他社から良い条件で引き合いもあったが、組織には属さず自ら法人を立ち上げ、建築資材の販売事業を営む。その後すぐに、並行して「おそうじ本舗」へ加盟した。
かつての人脈を活かし、個人顧客だけでなく法人顧客の開拓にも力を入れることで業績を伸ばし、今後もさらなる事業拡大を見据えている。
当時の年齢 |
40代後半 |
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当時の自己資金 |
501〜1000万円 |
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事業スタイル |
会社経営 |
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キーワード |
脱サラして始める オーナー同士のつながり |
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大手企業にいましたが、不景気で組織が縮小したり、単身赴任で家族と離ればなれになったりと、精神的にきつい部分が大きかったんです。なので、辞めた後は「どうせなら会社員ではなく、事業家として上を目指そう」と。
ゼネコンなどの人脈を活かせるクリーニング事業は、建築資材販売と並行して行うにはうってつけのビジネス。大規模チェーンの「おそうじ本舗」なら、新たな人脈作りもできるのではないかと感じました。
2週間の研修(※2023年現在は24日間)を終えていざ開業へと踏み出したのは、年末に向けた最繁忙期でした。開業当初は本部がどんどん仕事を回してくれるので、さっそくスケジュールがいっぱいに……。予想外の「うれしい悲鳴」でしたね。当時は業務に不慣れで、毎日の案件に対応していくことで精一杯でした。SVに技術的なフォローをしてもらいながら、「お客さまの求めるレベルに達しているだろうか?」と自問自答する日々が続いていたのを思い出します。
開業から4年が経ち、お付き合いのあるお客さまが300件を超えました。年末の繁忙期は、ここから約2割がリピートしてくださいます。新規のご依頼を受けきれないこともあり、近隣のオーナーさんと協働するシーンが増えています。
また、トイレやキッチンの改修といった私の専門分野についてもご相談をお寄せいただけるようになってきました。クリーニングをきっかけに、大きく事業が広がっている手応えを感じています。
まずは人材採用を強化し、クリーニング案件をさらに受けられる体制を作っていきたいですね。店長として現場を任せられる人材を配置して、私自身は社長業に専念できるようにしたいと考えています。
一般家庭のお仕事はもちろん、ゆくゆくはビルメンテナンスの大型案件や、建築分野での施工案件もどんどん獲得していく計画です。かつての経験をフルに活かし、さらなる相乗効果を生み出していきたいですね。