これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
【フューネラルコンシェルジュ 福田斉子さん】
二児の母として子育ての山場も終えられ、4年前には10年務めた損害保険の代理店からFP(ファイナンシャルプランナー)として独立された福田さん。お金の専門家としてコラムやセミナーなどでも活躍され、個人・法人ともに幅広くサポートされてきました。そんな福田さんが、新しい事業としてフィーネラルコンシェルジュを選ばれた理由とは?兼業の相乗効果も合わせて伺っていきます。
当時の年齢 |
50代 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
在宅での起業 |
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キーワード |
副業としてスタート お客様から頼られる喜び |
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私は4年前にFPとして独立したのですが、もう一つ自分の知識を活かせるフィールドはないかと探していました。フィーネラルコンシェルジュは、ご葬儀以降、長くご家族様に寄り添う仕事。FPとして培った知識を活かして、葬儀費用の支援を受けられる公的補助や年金の手続きなど、これからを生きるご家族には大きな意義のあるお話をお伝えできると感じたことに併せ、私自身も成長できると思ったことが大きな決め手になりました。
実は、最初に研修を受けた直後に骨折をしてしまって活動できなくなり、数ヶ月後に研修を受け直して再スタートしているんです。ですから、今思うと最初はスムーズとは言えませんでしたね。未経験の方が気にかかる仏式や神式・宗派などの知識は殆ど無い状態からのスタートでしたが、施行さん・仏具屋さん・石屋さんなど各分野の専門家の方々も親切にしてくださるので、積極的に質問しながら現在、仕事に取り組んでいます。
中には、長年にわたりお客様との信頼を重ね、ご法要関係でご葬儀まで手が回らないほど忙しくされている先輩や、ご親族やそのご友人の七回忌まで任される方もいらっしゃいます。私はまだ半年程度の経験しかありませんが、「一周忌もお願いします」とお言葉をいただいた時はとても嬉しかったことを鮮明に覚えています。自分の働きかけや取り組み方次第で、出会いと信頼の輪を広げていけることが、この仕事の魅力だと感じています。
フィーネラルコンシェルジュは、お客様と出会ってから長いお付き合いを育める仕事。そうした出会いとお付き合いの数々が、私自身の財産になると感じています。また、ご葬儀を終えたご家族様と向き合うことで、FPとしても改めて学ぶことが増えました。目標は、年齢を重ねても仕事を通じてキラキラしていられること。そのためにも知識をもっと吸収して、末長くお客様にしっかりと寄り添える存在を目指していきたいと思っています。