これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
◆大黒屋 笹塚店
オーナー/矢野 雅康さん
2019年3月に大黒屋で独立をした矢野さん。前職では約12年、広告代理店の正社員として活躍していました。「昔から自分で仕事をしてみたい」という思考があった矢野さんに転機が訪れたのは、フランチャイズフェアに参加した時の事です。たまたま大黒屋の話を聞いて、買取ビジネスに興味が湧きました。
昔から大黒屋を知っていたこともあり、ここなら集客や運営が出来そうだ、と迷わず開業を決断した矢野さん。他の事業と迷うことはなかったのか?未経験で開業して苦労したこととは?開業前から現在に至るまでのお話を詳しくお聞きしました。
※2023年9月取材
当時の年齢 |
30代後半 |
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当時の自己資金 |
501〜1000万円 |
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事業スタイル |
店舗経営 |
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キーワード |
自分の店を持つ お客様と近い距離で働く |
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大黒屋のビジネスを知ったのはフランチャイズフェアに参加した時のことでした。当時は独立したいという考えはあったものの、特に業種は決めずに情報収集をしていたんです。フェアに参加した時も様々な本部の話を聞きましたね。店舗を構えるものから在宅でできるものまで色々な事業の話を聞いたのですが、その時に唯一惹かれたのが大黒屋だったんです。
後日、改めて説明会に参加しました。その時にとても丁寧に説明してもらったことに加えて、看板力は決断をする際の大きな理由になったと思います。大黒屋自体は私も昔から知っていたので、これなら集客も出来そうだというイメージが湧きました。その後、店舗見学が出来たのも良かったです。
買取の経験がなかったので、最初は不安も大きかったです。真贋は基礎から研修で学べるのですが、研修で練習するのと実際に現場で業務を行うのとでは緊張感が全く異なりました。大黒屋は本部の査定サポートがあるのですが、最初はその制度に助けられていましたね。SNSでリアルタイムにサポートして貰えるので、とても心強かったです。
あとは資金繰りに関しても慣れるまでは苦労しました。買取をした後に、市場で商品を売ったり本部に送って換金したりを行わないと商品が溜まってしまい、買取資金の準備が遅れそうになってしまって。とにかく慣れないことばかりだったので、先輩加盟店からアドバイスを貰いながら少しずつ覚えていきました。
お客様が喜んでくれる時はすごく嬉しくなります。特に金は相場も上がり、2倍以上の価値になっている方もいて、「こんな値段になるのか」と喜んでくれる方も多いんです。その反応をダイレクトに感じられるし、私も利益を出せるのでお互いにとって良いことをしているという気持ちになりますね。
純粋に買取が出来た時にもやりがいを感じますよ。最初は売上の数字を伸ばすことが仕事なのかと思っていたのですが、今はいかに商品を仕入れられるかのほうが大事だと感じています。買取業は仕入れさえできれば売上は後からついてくるので、まずは買取ること、そのためには買取資金をしっかりと準備しておくことが大切だという気持ちでやっています。
地に足をつけて今の店舗を長期的に運営していくことが目標です。定年もないので、続けられるだけ続けていきたいと思っています。今は私一人でこの店舗を運営しているのですが、自分のペースで仕事ができることと、体力要らずでできることが自分にとっては魅力的ですね。ずっと続けていけたらと思います。
その中でも地域密着型の運営を目指していきたいです。お客様に喜んでいただいたり、また来ていただいたりすることがとても嬉しいので、今度はそのお客様からの紹介が増えるようなお店を目指していきたいですね。大黒屋で開業して、自分の目指していた働き方が実現できています。大黒屋で独立して、本当に良かったです。