これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
■伊藤 朝陽さん
2024年の春まで自衛官をしていた伊藤さん。独立を考えたのは第一子が誕生し、家族と一緒に暮らす生活をしたいと思ったことがきっかけでした。転勤の多い業種だったこともあり、満を持して伊藤さんは退職を決意。今後どうするかを考えたときに思い浮かんだのは、自身の親族にも多い職人で独立するという道だったと言います。
前職とまったく異なる業種に未経験で飛び込んだ伊藤さん。まだ開業して1ヶ月ですが、順調に仕事をこなしているそうです。今回はそんな伊藤さんに、ハウスクリニックに決めた理由や開業時の不安話、今のやりがいや今後の目標について詳しく話をお聞きしました。
※2024年7月取材
当時の年齢 |
20代後半 |
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当時の自己資金 |
101〜300万円 |
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事業スタイル |
無店舗での開業 |
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キーワード |
研修で不安解消 熱中できる仕事 |
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自衛官として働いていた頃は、天気のデータ分析をする仕事をしていました。一人で作業することがほとんどだったので、独立を考えたときにも成功も失敗も自分で責任を負える、内装工事や清掃など職人的な仕事に魅力を感じました。
ハウスクリニックの説明会に参加してすごいと思ったのは、開業後2年間は本部から最低30万円分の案件紹介保証があるという点。技術を磨きながら案件を取るのは大変だと感じていたので、案件紹介保証があれば技術の向上に集中できると思いました。また、車移動が基本ですが駐車場代を支払ってもらえる点、掃除道具を支給してもらえる点など、細かいバックアップにも心強さを感じましたね。
前職とは業種が全く異なるため、常識や考え方の違いを感じました。実際に原状回復工事をしてみて不安に感じたのは丁寧な作業や物の扱いに気を付けないと、部屋の中の物を壊したり落としてしまう可能性があるということ。お客様からお願いされている現場なので、細心の注意を払わなければ壊す・汚すなどのミスが起きてしまうのだと知りました。
基本的な技術や考え方を身につけるために50日間の研修には全力で取り組みました。教えてくれた先輩職人がすごく丁寧な方で、現場での作業についてゼロからしっかり教えてもらえたのは大きかったですね。今でも現場に出て困った時には、先輩に連絡をして教えてもらうこともあります。
任された部屋の汚れがきれいになった瞬間はやっぱり嬉しいですね。まだ始めたばかりなので、昨日できなかったことが今日はできるようになったり、納期をしっかり守れたり、少しずつ自分が成長していることにやりがいを感じています。見たことのない設備がある部屋を担当することもあるのですが、そういう時には先輩や本部に質問をしてその場で解決。一人で作業する仕事なので手を抜くこともできますが、それよりもお客様に納得してもらえるよう全力で取り組んでいきたいです。
また、休みを以前よりも確保できるようになりました。前職と違って夜勤がないことも大きいですね。家族と過ごせる時間が増えて、独立当初の目標を叶えられています。
まだ開業して1ヶ月なので、1件でも多くの現場を担当して目指すは継続的なクレームやミスゼロの施工!そのための技術向上はもちろんですが、将来的には+αの技術をつけることも視野に入れています。父親が電気工事の仕事をしているので、指導を受けてエアコンやインターフォンの取り付けなどもできるようになりたいですね。そうすれば今よりも受注できる仕事の幅が広がると思います。体力には自信があるので、できる限り頑張りたいと思っています。
この仕事は自分が納得して始められれば、長く続けていける仕事だと感じています。私には正にぴったりの仕事だったので、今後も楽しみながら技術を磨いていきたいと思います。