これまでの経歴やプロフィールをご紹介します。ご確認のうえ、ぜひ体験談をお読みください。
株式会社チャイルズ・エンジン 代表取締役
久野 喜民 (くの よしたみ)さん
2017円1月に開業し、現在は地域情報サイト「まいぷれ朝霞・志木・新座・和光」の運営・営業を行っている久野さん。
大学卒業後は、飲食店店長、ラジオパーソナリティーとして活躍し、30代には堅い職に就こうと通信会社の営業職に従事。しかし経営者変更により営業部が廃止。これにより約1000人が職を失うことに…。「会社に所属していれば守られる」という利点もある一方で、「会社に人生を左右されてしまう危機感」を強く抱いたそう。
このことをキッカケに独立を考え始め、現在のまいぷれ事業に参入するに至った経緯を伺いました。
当時の年齢 |
40代前半 |
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当時の自己資金 |
〜100万円 |
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事業スタイル |
会社経営 |
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キーワード |
安定した収益を見込める 社会貢献できる |
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・安定的なストック型事業
・扱う商品が在庫を持たない
・そして何より人の役に立つ!
という部分が理想的な事業モデルと感じました。以前営業していたものと価格帯が一致していたので営業のイメージがしやすく、商品の中身的にも自信をもって売れそうだと思いました。
加えて営業以外でも、自分が今までやってきたこと(ラジオパーソナリティーやイベントの司会、クリエイティブツールの講座受講など)が生かせそうだと思ったのも理由のひとつです。
資料を見てこれしかないと思い、少し時間をおいて再考してもやりたいと思ったので「まいぷれアカデミー」の受講を決めました。
自己資金のみでは難しいと考え、簡単な相談のつもりで銀行へ。するとその場で面談が始まってしまい、何も準備をしていなかった受け答えに銀行の担当者から「そんな考えじゃ会社を立ち上げても失敗する。あなた社長になるんでしょ?」と…。
悔しい気持ちもありましたが「本当に社長になるんだ」という気付きに繋がり、そこからは本部協力のもと、公庫の紹介を受けて事業計画書を作成したり、商工会議所へ相談に行ったりと、熱意をもって取り組んだことで想定以上の資金調達に成功。
今あの頃に戻れたら貯金を、と考えると同時に、お金があっても場合によっては借りることも大切だと分かりました。
友人から自治体との仕事の魅力を聞いていたため、開業当初から自治体へのアプローチを続けました。月に1回挨拶へ伺い、そのたびに地域のイベント情報を集め、現場で取材もしながらまいぷれで情報を発信し続けました。この挨拶・取材・発信を繰り返すうちに、自治体の職員方に覚えてもらい、イベント掲載からセミナー登壇の依頼まで頂くようになりました。
自治体との連携は、まいぷれそのものの信頼感にも繋がって営業にも活きている上に、市民の方からの認知度も高くなってきています。
まいぷれに掲載している地域店舗から依頼を受け、ラジオ番組を持っているのですが、まいぷれの掲載店をゲストとして呼んだり、地域イベントのことを話したり…普段から仕事で地域を回っているからネタに困らないし、まいぷれのことも地域の方にもっと知ってもらえています!
他にもプロバスケットボールチームのアリーナMCや、大学と連携した社会貢献なども実施していますが、すべてがこれまでの繋がりから派生したご縁。今後も声をかけてくれている団体と協力してイベントを開催するなど、地域を盛り上げていきたいです。